株式会社大塚商会
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図面管理システムと大判出力機を入れ替え、数千枚に及ぶ設備機械図面の出力作業を効率化

東洋食品機械株式会社 導入事例

2011年6月取材

ペットボトルや缶などの飲料容器など食品の包装材メーカー最大手、東洋製罐グループで設備機械を製造する東洋食品機械株式会社。従来機の保守契約期間終了に伴い、図面管理システムと大判出力機を変更した。

業種 製造業 従業員数 101〜1,000名
キーワード [図面管理] [大判プリンタ] [自動折機] [スキャニング] [流用設計]

導入前の課題

  • 既存システムの老朽化に伴うソフト・サポート保守停止、出力機のリース終了
  • クライアントライセンス制で汎用性の乏しい図面管理システム

解決策

○ オープンなデータベース構築等の業務に有用な性能を考慮し、出力ソリューションを選定

システム導入:

  • 【大判モノクロシステム『Oce TDS700』複合機モデル】
  • 【図面管理システム『Engineering Exec』】
  • 【出図管理オーダーシステム】

導入による効果

  • SQLデータベースの採用により、図面データ活用に広がり
  • 全社から図面管理システムへのアクセスが容易に
  • 検索機能の強化によるペーパーレス化促進
  • 出力機のスキャニング精度向上による作業効率アップ

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東洋食品機械株式会社
東洋食品機械株式会社 概要
業種
機械製造業
事業内容
容器製造用諸機械器具の製作販売、その他諸機械器具の製作販売、缶壜詰製造用諸機械器具の製作販売、包装用諸機械器具の製作販売等
従業員数
257名(2010年4月1日現在)
ホームページ
http://www.tfe.co.jp/

毎分600本のペットボトルを作る機械や、食品・飲料の充填巻締の設備機械を世に送り出している

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背景
食品・飲料メーカーと包装容器メーカーの橋渡し役を自負する技術者集団

食品包装最大手の東洋製罐グループの一員である東洋食品機械株式会社は、容器製造関連機器の製作から設置・施工までを担う老舗の設備機器メーカー。缶やペットボトル、プラスチックカップなどの製造機械や、食品や飲料を充填する機械の製作を手がけている。特に容器密封の要である蓋を巻き締める技術は卓越しており、次々と新機種の開発に成功している。
1台の設備機器に必要な設計図面は平均で1,500枚ほど。多いものでは5,000〜6,000枚というケースもあった。それまで同社は、東洋製罐株式会社の開発部門との連携を重視し、親会社と同じ図面管理システムおよび大判出力機を長年使用してきた。老朽化も目立ち始めたころ、メーカーから保守サービス終了の時期が告げられた。

データのExcelへのはき出しなど自由度も高く、未登録図面のチェックにも利用している

経緯
従来メーカーにはこだわらず、自社の業務内容に合ったシステム選定を

従来メーカーの新機種を採用しても一からのシステム構築が必要であることが判明し、他社製品も含めてゼロベースで検討を進めた。最低限必要な従来機と同様の性能に加えて、オープンなデータベース構築や、古い紙図面の電子化作業など、現在の業務内容に合わせた使い勝手の良いシステムを探すことになった。そんな折、それまで全く取引のなかった大塚商会からタイミングよく、日本オセの『Oce TDS700』と図面管理システム『Engineering Exec』の組み合わせの提案を受ける。

設計課からメールで受ける出力依頼(図面リスト)を基に、折り方・スタンプ種類・加工用か控用かを自動判別して一括出力される

ポイント
コスト面のメリットと共に、システム運用面に変化が現れる

これまでのシステムに不満があっての変更ではなく、導入を決めた大判出力機『Oce TDS700』も、従来機と比較して性能的に大幅にグレードアップしているわけではない。にもかかわらず、保守費用などのランニングコストを抑制できる点が魅力だった。しかも、図面出力業務をスムーズに遂行するために必要な仕様はほぼ標準機能でカバーできた。画面レイアウトなどは、従来と変わらない使用感を再現するためカスタマイズを加えた。
さらに、クライアントライセンス制だった従来システムから、オープンな環境に変わったことで『Engineering Exec』を全社で活用できることになり、運用面に大きな変化をもたらした。

SQLデータベースで、データを直接加工できるので、社内システムからも図面データが見えるよう工夫している

導入効果と今後の展開
基幹系システムとの連携強化や、生産拠点での利用拡大を目指す

データベースがSQLになり、データ加工や連携が容易になった。基幹系など他システムとの連携も拡充させる方針で、図面管理の活用範囲がさらに広がりそうだ。全社アクセスでペーパーレスの効果も上がっている。大判出力機については、スキャニングの精度が上がり、古い図面の電子化における画像データ修正の時間が大幅に短縮された。今後は福島県の生産拠点での図面管理システム活用を促進していく意気込みだ。

お客様の声をご紹介

常務取締役 鬼沢 慎一氏

「うちの図面は、現場のいろいろなところを回っていくので、時間が経つうちにバーコードが読み取れなくなることがあります。バーコード活用については本社と現場の環境の違いも踏まえて進めていきたいですね」

総務部 総務グループリーダー(兼)情報管理グループリーダー 課長 棗 丈実氏

「福島工場でも図面管理システム運用を広げる計画があります。出力図面が届く前に、図面を確認できれば先立って生産体制を整えられます。大塚商会さん、日本オセさんにはバックアップを期待しています」

総務部 情報管理グループ 河野 義弘氏

「提案を頂いたときから導入まで、システム拡張も含めていろいろ協力してもらって感謝しています。大塚商会さんには、今後もさまざまな情報提供を頂ければと思います」

総務部 情報管理グループ 鎌田 真輔氏

「運用面ではサービスマンの対応が速いので非常にありがたいです。出力機については、当社は出力枚数も多いので、壊れにくい頑丈なマシンの開発を望みます」

大塚商会担当者からのコメント

「日常業務の滞りない遂行を最優先に考えました」

既存システムの保守終了スケジュールが決まっていたため、採用決定から2カ月でデータの移行、システム稼働を完了させました。以前と同様の作業環境をつくることを優先し、まずは業務に支障なく新システムが稼働することを確認してから、東洋食品機械株式会社様に合わせたカスタマイズを進めるという手順をとりました。

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2011年6月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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