2005年4月にデザインアートコースが開設された、北海道札幌平岸高等学校
札幌市では、世界的な映像イベントが行われるなど、札幌全体でデザインなどのクリエイティブ産業を育成しようとしている。「札幌市は、大学設立など、市としてデザインクリエイティブというものを、札幌の産業として育成しようという気風があると思っています。さらに、ある程度、海外に通用するようなレベルのニーズもあると思っています。たとえば、札幌はイギリス発祥でヨーロッパ最大といわれるデジタル映像フェスティバル「ワンドットゼロ」を日本で最初にやった場所です。また、「インタークロス・クリエイティブ・センター」という施設があり、さまざまな業種のクリエイターやそのサポートビジネスを行う会社などに、レンタルオフィスとして貸し出すといったことも行われています。ですから、札幌には結構そういうクリエイターたちが集まっているんです」と吉岡氏はクリエイティブ産業に対する札幌の優位性を語る。
そうした地域性もあり、同校では「デザインアートコース」を新設するにあたって、札幌市立大学が講義にはマッキントッシュを利用するということと、システム自体の使いやすさ、クリエイティブ向けのツールの充実という面から、マッキントッシュのシステムを導入することになった。
しかし、もちろん導入した理由はそれだけではない。「Mac OS X」の直感的な使いやすさや、「iMac G5」に標準で搭載されているツール群の使い勝手の良さが、クリエイティブな作業効率を高め、生徒の学習意欲も高めるという期待が大きい。
マックを触った生徒は、誰でも面白くて、一生懸命で、クリエイティブな作業をしますね。マッキントッシュは、クリエイティブな作業を行うための道具というものは、こうでなければいけないというふうに出来ているんですよね。また、『iMovie』や『GarageBand』といった優秀なツールが標準で用意されているのも大変便利です」と、クリエイティブなツールとしてのマッキントッシュの優秀さを吉岡氏は語る。
また、使いやすいというのは、特にクリエイティブの教育現場においては威力を発揮する。たとえば、同校では外部からプロのクリエイターを招いて講義を行うといったことも行っているが、「次までにここまでやっておくよう」といった課題がでても、講師が学校に常駐するわけではないので、常に質問できるわけではない。「そうした場合、マッキントッシュであれば、最初のとっかかりの部分さえ教えれば、後は生徒が自分で作業を進められます。「次は、何をやればいいですか?」という指示待ち人間では、クリエイターとして困ると思いますから、マッキントッシュは、まさにクリエイター教育にはピッタリです」と、吉岡氏は語る。

教諭
岡 隆氏
「大塚商会さんなら、高価な専用アプリケーションを購入する必要がなく、大塚商会独自のスクリプトを利用するといった、きめ細かで、柔軟な対応をしていただけるという点が、選定理由のひとつです」
ご紹介した導入システムは取材時のものです。製品名、バージョンは最新のものをご覧ください。