株式会社大塚商会
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多業種にわたる複雑な生産形態を効率よく管理するため、生産管理システムを使い分け

阪部工業株式会社 導入事例

2011年1月取材

阪部工業株式会社は、取り扱い製品の多様性という特性から「システムは100%使いこなさなくてもいい」という方針の下、生産管理システムの合理的な稼働を実現した。

業種 製造業 従業員数 101〜1,000名
キーワード [生産管理] [工程別在庫管理] [個別原価計算] [合目的性]

導入前の課題

  • 数千を数える品番管理の煩雑化
  • 工程別在庫管理システムの確立

解決策

○ 各業務への適性で選んだ生産管理システムと販売管理システムを導入

システム導入:

導入による効果

  • 品番別生産管理の確立
  • 工程別在庫管理精度の向上
  • 経理業務の省力化

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阪部工業株式会社
阪部工業株式会社 概要
業種
金属部品製造業
事業内容
ダクタイル鋳鉄、鋳鉄、ノンスバー(連続鋳造棒)、アルミダイカスト品の鋳造および各種機械加工
従業員数
160名(2011年1月現在)
ホームページ
http://www.sakabekogyo.jp/

軽量品から大型重量品に対応するフレキシブルな生産体制で、業界を問わない多様なニーズに応えている

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背景
50を超える得意先と数千に及ぶ品番。属人的な生産管理はもはや限界に

三河地区の製造業にありながら大手自動車メーカーの系列に入らず、独立系鋳鉄メーカーとして確固たる地位を築く阪部工業株式会社。その事業領域は、自動車・産業車両部品、建設機械部品、建築用金物など多岐にわたる。得意先は50社以上に及び、愛知県西尾市内の三つの生産拠点で作られる製品の品番は数千点を数える。そうした状況下において、同社の生産管理は、オーダーで構築した受注・在庫管理システムをベースに、属人的な方法で行われてきた。だが、年一度あるかどうかという注文などでは、「どこでどうやって作ったのか分からない」という事態もしばしば発生していた。新興国の建設ラッシュによる建機市場の好況を背景に成長を続ける中、その属人的な生産管理体制は限界に達しようとしていた――。

経緯
既存システムがサポート停止。新システム導入の検討を開始

2006年、受注・在庫管理システムの開発会社がサポートを停止。それを機に、生産管理パッケージシステム導入の検討を開始した。3社によるコンペを経て、同社は大塚商会が提案した『遉(さすが)』を選定。その最大の理由は、「使いやすさ」だった。同時に、『SMILEαAD 販売管理』と、自社ブランドで製造・販売する連続鋳造棒の販売管理用として『SMILEαAD PowerSteel』も導入した。

ポイント
多彩な機能を見極め、自社に最適な用途で──システム活用への独自の見解

『遉』導入は2007年3月。使いやすいシステムであっても、本稼働に向けては、数千を数える品番のマスタ情報入力など苦労は多かった。同社では1年以上の準備期間を経て2009年にシステムの本格稼働を開始。しかし、それだけ時間をかけたにも関わらず、実際に使っているのは『遉』のシステム機能の一部に過ぎない。その背景にあるのは、「システムは100%使いこなさなくてもいい」という逆転の発想だった。その決断の根底には経営者としてのある思いがあった――。

現場での工程入力の負荷を下げるために、使いやすさを優先してシステムを選んだ

導入効果と今後の展開
生産管理システム稼働の先にある経営判断の最適化

今日、同社の製造現場において生産管理システムは完全に定着した。特に工程順の実績入力が徹底されたことで、リアルタイムな工程別在庫が把握できるようになった。また、かつてのように「どう作ったのか分からない」という事態が発生する心配もなくなった。今後、同社では『遉』を経営判断という"攻め"の側面で活用していくことを目指している。具体的には、正確な個別原価の把握を通し、予算原価の精度向上を図ることだ。それはいっそう的確な経営判断を導き出すに違いない。

お客様の声をご紹介

取締役 副社長 阪部 文彦氏

「我々は『遉』の機能を使い切れていないかもしれませんが、それでも十分に満足は得られています。そう考えれば機能を絞り込み、スモールスタート可能なパッケージがあれば、生産管理システム導入に取り組む企業がもっと増えるかもしれませんね」

総務部 総務課 次長代理 清水 輝寿氏

「大塚商会さんとのお付き合いは25年以上になります。何か問題が生じるとすぐに駆けつけてくれる姿勢は、今も昔も変わりません。我が社にとって本当に心強い存在です」

大塚商会担当者からのコメント

「確かな経営思想を実感しました」

阪部工業株式会社様は、経営に関する確固たるポリシーをお持ちであると実感しました。そこからシステム活用に対する「求めるものが得られればそれでいい」という方針も出てきたと思います。今後、他のメーカー様にご提案を行ううえでも学ぶべき点の多い案件です。

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(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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