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LEDの害・人体への健康被害

LED電球やLED蛍光灯などのLED照明を使うことによる人体への健康被害はほとんど報告されていません。ただし、LED照明に含まれるブルーライト(青色光)による、目に対する直接的な傷害と生体リズムや睡眠などへの間接的な障害が懸念されています。

質問:LEDの害・人体への健康被害にはどのようなものがありますか?

回答:LED照明やLEDバックライトからのブルーライトによる弊害が指摘されています。

LED照明は、紫外線が少ない(目や皮膚にやさしい。虫が寄ってこない)、有害物質が含まれていない(蛍光剤や水銀など)、ノイズなどの電磁波が少ないなどのメリットがあり、人体にやさしい技術だといえます。ただし、LED照明に含まれるブルーライト(青色光)による、目や生体リズムへの間接的な障害があることが懸念されています。

ブルーライトによる弊害

人体への影響で懸念されているのがブルーライト(青色光)による弊害です。一般的にLED照明に用いられている白色LEDは、青色のLED と黄色の蛍光体、あるいは赤色と緑色の蛍光体を組み合わせたものが多く用いられていますが、その青色LEDから照射されるのがブルーライトです。

ブルーライトの弊害は大きく分けてニつあります。一つは、目に与える影響です。ブルーライトは大気中の粒子とぶつかり光が散乱しやすいため、ディスプレイの文字がにじみやすくなり、ピントを合わせるために瞳孔(どうこう)を収縮させる毛様体筋を刺激することで目が疲労しやすくなります。その結果、眼精疲労やドライアイが引き起こされます。もう一つの弊害は、生活リズムに与える影響です。LED照明やLEDモニターなどから発せられるブルーライトを特に夜、長時間浴びると、メラトニンというホルモンの分泌が抑制され、生活リズムが狂ってしまい、不眠などの原因となる可能性が指摘されています。

普段の生活ではLEDによる害や健康被害を心配することはない

普段の生活でLEDの光を長時間直視するケースは少なく、多くの場合は間接的に目に入る程度なので、あまり気にする必要はないでしょう。デスクワークなどでやむを得ず長時間パソコン作業をしなければならない場合は、青色光と補色関係にある黄色のサングラスを使うか、ブルーライト対策用のメガネを使用することで負担が軽減される可能性もあります。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

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