「当社は地域ナンバーワンを標榜し、お客様との深い関係性を求めることに最大限の努力をすることが大切だと、創業以来取り組んできました。しかし、もう一歩、さらにもう一歩踏み込んだお客様との関係性を構築したい。お客様の『信頼と安心』を揺るぎのないものにしたい。それが、今回のシステム化の目的です。」と、三代目を迎えるシステム導入に対して、中村氏の目的は明確でした。
過去第一世代のシステムでは、車両販売や自動車整備、それに伴う登録業務や会計処理といった基幹業務を一元化して全体最適化を図ることで作業効率を高めるためのシステムを開発。第二世代では、基幹業務の集約化を進めて登録や経理などのバックヤード業務の本社集中化を図りました。またあわせて、リサイクル法や消費税の内税表示などの法規改正への対応も実現し、基幹業務を担う管理系とは別に情報系と呼ぶデータベースを活用できる情報システムを開発しました。
こうして、今までは「現状業務に合わせたシステム化」を通じた業務効率化や、しっかりとしたデータ管理をすることによるシステム投資対効果を上げてこられました。


