システム導入担当者の“ホンネ”を知る

総合力という優位性とワンストップ対応の信頼感。それが当社が大塚商会を選んだ理由です。

今回ご協力いただいたのは、スマートフォン、フィーチャーフォン向けコンテンツ開発を手がける株式会社エディア様。30代、40代男性を主要ターゲットにヒットコンテンツを次々と送り出す同社は、2007年に「SMILEα AD」によるERPシステムを構築。2012年には、「SMILE BS」を中核としたシステムへのリプレースを実施しています。株式会社エディア取締役CFO賀島義成氏をお迎えして導入担当者の“ホンネ”をご紹介します。

美少女ゲームからグルメ情報まで。人気コンテンツを多数リリース

株式会社エディア(以下、エディア)様は、スマートフォン、フィーチャーフォンのコンテンツ開発を手がける企業です。創業は1999年。翌年にはモバイル端末向けとしては初となるラーメン情報サイト「ラーメンナビ」の提供を開始。今日、会員数10万人を誇る人気サイトへと成長した同サイトをはじめ、数多くのヒットコンテンツの開発に成功しています。中でも、2011年に発表された美少女カードバトルゲーム「ヴィーナスブレイド」は、60万ダウンロードを超える大ヒットを記録。同社が主要なターゲットとする30代、40代男性向けコンテンツ市場において、確固たる地歩を築くことに成功されています。

また、創業者である代表取締役社長CEOの原尾正紀氏の前職が自動車メーカーでカーナビ開発を手がける技術者であった関係上、渋滞情報の予測アプリなど、GPS機能と連動したコンテンツ開発にも定評があります。

モバイルの進化と共に成長を続けてきた同社は、他社に先駆けて、早くからスマートフォンを次世代メディアと位置づけており、グローバルな展開とコンテンツポートフォリオのいっそうの拡充に取り組んでいくお考えです。企業理念である“スマートフォンを通して、人々に笑顔をもたらすサービスを”の実践を通し、今後さらなる成長が期待されています。

エディア様コンテンツ
ヴィーナスブレイド(左)、らーめんナビ(中)、超渋滞マップ(右)

将来のIPOまで見越し「SMILE」を中核としたERPを構築

同社の「SMILE」シリーズの導入は、2007年にさかのぼります。当時、国内初となるPND(Portable Navigation Device)を市場に送り出した同社にとって、その在庫管理が喫緊の課題だったことがその直接的な理由でした。

2007年にシステムを導入しようと考えた理由を教えてください。

【賀島氏】当社は、創業以来Excelやスタンドアロンの会計ソフトで管理業務を行ってきたため、当時は“システム”と呼べるものは存在しませんでした。業務の関係上、在庫管理のシステム化が不可欠となる中、この機会に、将来のIPOまでを視野に入れた、実効性のある内部統制システムを構築したいと考えました。

株式会社エディア 取締役CFO
賀島 義成氏

同社が求めたのは、プロジェクト単位での販売・会計データの管理と、各業務プロセスで電子承認を行うことでの統制です。最終的に候補として残ったのは、財務会計システムに定評があるA社、プロジェクト管理システムに強みを持つB社、そして「SMILE」シリーズを提案した大塚商会でした。

3社を候補にした理由をお教えいただけますでしょうか?

【賀島氏】A社は、私が以前の職場で経理業務を担当していた際に使用していたシステムであることがその理由です。B社は、コンテンツビジネスにおいてプロジェクト管理という概念が極めて重要になることから、インターネット上で評価が高い同社製品を候補に加えました。大塚商会さんとは、「たのめーる」を通して2006年からお付き合いがありました。そのお付き合いを通して「今度はぜひ、システム提案も」という形で提案をご依頼しました。

エディア様は、各社の提案をどう評価されたのでしょう。A社から順に、差し支えのない範囲でお教えください。

【賀島氏】A社の場合、財務会計システムはやはりよくできていると感じました。その一方で、プロジェクト管理機能が弱く、要件定義を満たすには一定のカスタマイズが必要になり、コスト的にも割高になるというデメリットがありました。ワークフロー製品が自社のラインアップにない点も問題点の一つでした。A社からは、システムと親和性が高い他社製品の提案がありましたが、その導入は当社の責任で行う必要がありました。稼働後のサポートを考えると、こうした体制には不安を感じました。

たしかにサポート窓口が一元化されていないと、ユーザー様の負担はどうしても大きくなってしまいますよね。では、B社についてはいかがでしたか?

【賀島氏】プロジェクト管理機能は、たしかに評判通りのものでした。その一方で気になったのは、ERPとしての完成度がさほど高くない点でした。特に財務会計システムは、法改正への対応などで不安が残るものでした。もちろん、財務会計システムはA社のパッケージ、プロジェクト管理はB社のパッケージという考え方もあります。その場合、関連システムに大規模な作り込みが必要になるため、コスト的に高くついてしまいます。もちろん、サポート窓口の複数化という問題が生じることは言うまでもありません。

では気になる大塚商会の評価をお聞かせください。

【賀島氏】まず評価したのは、一定以上の機能を備える会計、販売、ワークフローの各パッケージをすべて自社製品で提供できる点です。また、2012年のシステム見直し時は一部他社製品も含まれていましたが、それらの導入もすべて大塚商会が窓口となり対応してくれる点を高く評価しました。やはりユーザーにとっては、一社がワンストップでトータルサポートしてくれる環境は極めてメリットが大きいと再認識しました。

2007年当時、同社が導入されたのは基幹業務システム「SMILEα AD 販売」「SMILEα AD 財務」、ワークフロー「Advance-Flow」でした。
その後、Windows XPサポート終了に伴うOS移行に対応し、2012年に「SMILE BS」を中核としたシステムへとバージョンアップ。それにより、さらなる内部統制の強化とコンテンツビジネスに求められる業務スピード向上との両立を実現しています。

2012年のシステムリプレースに際し、大塚商会を再度ご選定いただいた理由を教えてください。

【賀島氏】その理由は、大きく二つあります。リプレースの検討を開始したのは2011年でしたが、導入から4年以上が過ぎてもシステムが問題なく稼働していたのが第一の理由です。もう一つの理由は、担当SEをはじめとする大塚商会の担当者への信頼感です。これまでも複数の会社とお付き合いしてきましたが、「今度はこういうことをしたいのだけれど」という相談に、ここまで親身に対応してくれる方ははじめてでした。

なるほど。やはり、最終的には人と人との“信頼関係”という一言に尽きるのですね。では最後に、大塚商会に対する今後の期待をお教えください。

【賀島氏】期待しているのはやはり、当社の現状やニーズに対応した新たな提案です。テーマは大きく二つあると感じています。一つは、BCP強化に関する提案。これは東日本大震災以降、あらゆる企業において大きな課題となっているテーマです。もう一つは、新たなワークスタイル確立に向けた提案です。我々コンテンツ業界では今、新たなワークスタイルの構築が強く求められています。現在は、会社に集まって仕事をするという形が基本となっていますが、今後は、在宅勤務をはじめとするフレキシブルな働き方への移行が求められています。こうした多様な働き方に対応できる、新たなシステムの提案にぜひ期待したいですね。

賀島様、本日は貴重なお話をありがとうございました。

インタビュー形式で行われた研修。パネリストのエディア様はスライドを用いてご紹介いただいた。

インタビュー形式で行われた研修は、営業担当への評価など、シビアな話題も含め終始和やかな雰囲気のなか行われました。ユーザーのホンネが聞ける場は限られているだけに、研修は弊社の営業担当にとっても貴重な機会になりました。こういったチャンスを活かし、より多くのお客様のお役に立てる提案活動を推進してまいります。

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