Universal勤次郎|次世代就業管理システム~医師の働き方改革 病院DXは待ったなし~

「医師の働き方改革」関連法の施行が目前に迫る

「医師の働き方改革」を実現するために法改正が行われ、2024年4月から時間外労働の上限規制などが義務化されます。病院には、診察治療の求めがあった場合、拒否しない「応召義務」があり、医師や看護師など、さまざまな医療従事者は24時間体制で働いていました。そのため、これまで医師の長時間労働や過重労働は半ば当たり前となっています。

しかし、医師の働き方改革関連法が施行されると、従来のような長時間労働は法令違反となります。一般企業と同様に労働基準法違反として、病院に罰則が科せられる可能性もあります。法令適用が目の前まで迫り、トップから医師の働き方改革への対応を行うように指示が出ている病院も少なくないようです。

積極的にデジタルを活用する「病院DX」が必要なワケ

医療関係者の長時間労働を削減するには、病院の勤務態勢や仕組みの見直しが欠かせません。勤務スケジュール作成段階から、契約に基づいた勤務予定を組み、規則に準拠した公休回数などを意識する必要があります。また、リアルタイムに集計された勤務実績を可視化する事で、過度な労働を抑制する事も重要です。

そうした細かな勤怠管理は、紙や表計算ソフトを使っていては対応が難しく、病院全体をデジタルで変革する「病院DX(デジタルトランスフォーメーション)」に進む医療機関も少なくありません。

医師の出勤・退勤時の打刻による勤務時間の把握など、2023年の1年間を勤怠管理デジタル化の試行期間として、「医師の働き方改革」対応に取り組み始めている病院も増加しており、デジタルの力が医療機関にも広がりを見せています。

「医師の働き方改革」を阻む"3つの壁"

病院のデジタル活用が進む一方で、医療の現場では「医師の働き方改革」の実現に向けて、いくつかのハードルがあるといいます。その"3つの壁"とは何でしょうか。

  1. 「病院DX」を推進できるIT人材の不足

    「医師の働き方改革」実践は、従来のアナログ運用では実現できず、デジタル利用が必須です。しかし、そのためのDX推進を担う人材が病院内におらず、プロジェクトの立ち上げはもちろん、ツール選定にも四苦八苦しているのが実情です。

  2. システム運用について、病院全体で設計できていない

    病院における電子カルテ基盤と、他のITインフラはセキュリティ上分断されています。電子カルテの端末で作成された勤務シフトを、どのように労務管理システムに移行するかなど、実際の運用を加味したシステム設計が重要です。このような事前に把握しづらいシステム導入後に発生する課題もあります。

  3. 院内の医師、看護師などの勤務実態を把握しきれていない

    院内のシステムは電子カルテ基盤をベースにして、新たなシステムがつぎはぎで導入されがちです。システム間のデータ連携も設計されておらず、情報がそれぞれのシステムに分断されています。そのため、医療従事者の勤務実態がリアルタイムに可視化されていません。

“デジタル活用の壁”を
打ち破る方法をプロフェッショナルが解説

「医師の働き方改革」関連法の適用が近づく中、勤怠管理のデジタル化を成功するには“2つの脱却”が求められでしょう。一つは「アナログ文化から」もう一つは、「つぎはぎシステムから」です。

そのためにも病院のデジタル変革を進める際は、院内の知見や既存の経験だけに頼らず、第三者的な視点で、全体を俯瞰することが重要です。もし病院のスタッフだけで難しい場合は、外部の力を借りてでも、自分たちの現状を客観的に把握してください。

医療系専門のコンサルティング支援を受ける手もあるでしょう。客観的な視点で、病院の現状をヒアリング、課題を明らかにした上で、具体的なシステム要件に落とし込んでくれます。コンサルタントなど外部の支援がないと、後々どこかでつまずいてしまいがちです。

勤次郎株式会社
営業本部 営業部 東京支店 部長
業種(医療・介護・福祉)専任担当
三觜浩昭氏

数ある勤怠管理システムの表面的な機能で「できる」「できない」を比較すると、どのシステムが病院にとって適切であるのかが判断できません。選定のポイントは、医療従事者の労務管理において必要な情報がきちんと把握できることです。例えば医師が、9時10分前の8時50分に打刻したとします。今までなら「9時から勤務」としていたかもしれませんが、今後はその10分間も在院時間として管理しなくてはなりません。

病院で働く職員の労働時間を正確にリアルタイムで把握でき、医師の働き方改革実現に近づけるシステムを選びましょう。価格や機能だけで選ぶと、上手くいきません。病院全体で連動してシステム運用できるという観点でいうと、私たちの就業管理システム「Universal 勤次郎」だけでなく、大塚商会「SMILE」シリーズで人事給与システムと連携させことで、病院DXがより一層進むと思います。

「医師の働き方改革対策 虎の巻」PDF 無料ダウンロード

病院などの医療機関におけるよくある労務管理の課題は何か。実際に「医師の働き方改革」に対応するためのポイントを解説し、「Universal 勤次郎」を活用した"病院DX"推進の秘訣を紹介。

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病院DXを推進する「Universal 勤次郎」とは

就業管理システム「Universal 勤次郎」は、「医師の働き方改革」を加速させるオールインワンソリューションです。この「Universal 勤次郎」を、病院で勤怠管理で利用した場合、次のようなメリットがあるでしょう。

表計算ソフトで勤務シフトを作成する病院が多いため、そのデータをそのまま取り込める機能があります。師長や担当職員が、従来同様の操作でシフトを作成して「Universal 勤次郎」に取り込むだけで、公休日や看護師の人数が自動的に集計、表示されます。

また出退勤管理では、1日10回まで打刻が可能です。これにより、医師や看護師の退勤後の緊急対応による出勤、介護施設・ヘルパーステーションにおける介護士の1日複数回の訪問なども記録できます。勤務状態が可視化できるのはもちろん、勤怠の締めや有休の消化、システム連携による給与計算も自動化されます。

このソリューションは、現在、医療・介護関係の約300組織で導入され、病院、介護施設、薬局など、合計1,000事業所ほどで利用されています。「申し送り時間」など医療現場で使われる用語も登録できるため、現場に馴染みやすく、総務部門の業務効率化、看護部、師長、特に働く女性に役立つ機能が多く搭載されていると評判も良好です。

表計算ソフトで作成したデータも、そのまま取り込みできる

導入病院では、今までアナログや、つぎはぎシステムで二重三重のチェックをしていた運用が解消され、リアルタイムで勤務状態を“見える化”されています。加えて、常勤換算表や様式9といった、医療業界特有の帳票作成や、週間計画表やオンコール当番表、締め日の集計や給与計算もボタン一つで自動出力できます。

医師の働き方改革の実現や「病院DX」に取り組むために、勤怠管理システム「Universal 勤次郎」の導入を検討してみてはいかがでしょう。

シフトにおける予定と実績の差異も把握できるため、人員の状況に合わせたシフト設定、変更が可能

さまざまな打刻方法があり、ロケーションや状況に合わせた打刻が選択できる。オンコールによる複数回打刻(最大10回/日)の運用にも対応

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