ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
株式会社エルライン お客様の声[5分9秒]
再生時間:5分9秒
* 本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。
足場工事会社を起点に、積極的なM&Aによって業容拡大を続ける株式会社エルライン。煩雑な建設会計のルールに対応した会計システムを導入して経理・会計業務の手間を解消されました。専門工事会社という特殊な業界で「SMILE」をなぜ採用されたのか、導入の経緯や効果などを動画でご紹介します。
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動画サマリー
動画の要点をご紹介します。
事業概要
事業内容はとび・土工をメインとして、仮設資材の販売、レンタルとリニューアルです。
業界の課題
後継者不足と、人手は不足しています。職人も少ないです。
前のオーナーが年配の方で、経営を教えるというのは相当大変です。「掃き掃除でもしていろ」という教え方ですから、なかなか引き継げないでいます。
業界の課題解決のためのデジタル化
どの会社もデータ化されていなくて、もう紙の山ですよ。机の上がこんな(山のよう)になっているので、それをデータ化していれば引き継ぎはそんなに難しくないと思います。人間関係だけ引き継げば。
年間何千社と建設業を辞めている人がいて、そういった方を全部取り込んでいきたいと考えています。
取り込むためにもやはりデータ化していないと引き継ぎができませんので、やっていければなと思います。
「SMILE」を採用した理由
建設業の中でも専門工事会社という特殊な業界です。そこでの原価管理等を含めた管理ができるもの、ということで選ばせていただいたのが最大のポイントです。
「SMILE」導入後の効果
経費の管理や、出勤自体の管理、契約周りを一元管理できる可能性のあるものとして「SMILE」を選定しました。
会社が急拡大している状態で、どんどんグループ会社が増え、社員数も増え、売り上げも上がっています。
その中で、より大量のデータの処理をスムーズに受け入れられるというのが、最大の効果だと思っています。
M&Aを繰り返して行っていますが、本社のシステムは決まって回っていますので、「同じ仕組みに載せよう」ということを最初から言えます。しかも載せたうえで作業的には効率化されて本社側で動くため、スムーズにM&Aが進んだと思っています。
何もしないままだと、多分倍以上忙しいと思います。昔のやり方のままやっていると。多少楽になっているからこそ、変わらずやっていけていると考えています。
それは基盤となるシステムがちゃんとあるからだと思います。
大塚商会のサポート評価
僕もITの専門家として入社しました。ただ入ってきても一人ですのでできることが限られていますし、その中で話し相手になってくれる方っていうのもおかしいんですけど、相談ができて。その相談したことに対して、後で回答するのではなく数時間後には回答してくれるのは、本当にフットワークが軽くて非常に頼りになると考えています。
大塚商会さんに頼むと、本当にコスパの良いシステムをご紹介してくださって、導入から運用開始まで伴走して手伝ってくれます。
建設業界や、ITとはちょっと無縁の業界で始められる小さな会社さん、これからDXしていこうという中小の会社さんには非常に頼もしいパートナーになっていると思います。
業界DX化の展望
さまざまなデータがあると思いますが、少なくとも会社を運営していくための会計的なデータとしては「SMILE」に全部集まっているという確証というか安心感はあります。
ただこれを今後どう活用していくかが、BIのシステムなどを導入していくために、よりコストのかかることをしていかなければなりません。それはIPOをした後に、真の意味でのDXというのをやらなければならないと思っています。
そこまで準備ができたら資金も調達できますので、より夢のあることができると思うんです。
ITをやり始めてからずっと考えていることで、自動化ということが自分の頭の中にはあります。どれだけ人の手を使わないで作業を進められるかというのがあって、今の技術だったらお金かければまずできます。ぜひそういったところを実現していきたいと思っています。
そういうのをパッケージ化して、どんどん安く扱えるものを作り出して業界全体に普及していけば、人手不足などの問題の解決にもなります。より正確で安全な運用もできるでしょうし、業界全体が活性化していく方に寄与できるのではないかと思っています。
後継者不足を解決するためにも、DXを進めながら業界を盛り上げていきたいと思っています。そのためにも、大塚商会さんにこれからも伴走していってもらいたいと思っています。