ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
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らくらくマイナンバー対応システム V 利用プロセス
マイナンバーを安全で効率的に利用します
マイナンバーの利用プロセスでは、手書きで記入された届出書をスキャンして取り込み、マイナンバー取扱担当者がマイナンバーを当て込み印字し、書類を作成します。
利用プロセス:手書きの帳票にマイナンバーを付けて出力する
従業員の入社時にマイナンバー付きで作成すべき書類は多数あります。その中の一つ「雇用保険被保険者資格取得届」を例としてマイナンバー付きで出力する場合を説明します。
1.一般事務担当により、手書き帳票のスキャン・取り込み
「雇用保険被保険者資格取得届」に必要事項を手書きで記入します。作成した届書類をMFPでスキャンし、「らくらくマイナンバー対応システム V」に取り込みます。その際に、OCR解析処理を行い、手書きされた情報と社員マスターとのひも付けを行います(マイナンバーの表示はありません)。
2.一般事務担当により、取り込み結果の確認
ひも付けされた帳票データと社員マスターの情報が正しいかチェックします。帳票イメージと該当する社員の情報が表示されるので、誤りがある場合は、正しい社員情報に訂正してください。
3.マイナンバー取扱担当者により、マイナンバー付き帳票の出力・提出
取り込んだ手書き帳票にマイナンバーの当て込み印刷を行い行政機関に提出します。この処理は、マイナンバー取扱担当者のみ実行可能となります。
4.マイナンバー取扱担当者により、マイナンバー付き紙帳票の保管
印刷した書類を保管する場合は、管理台帳として保管場所、日付などの管理が行えます。
帳票イメージ「雇用保険被保険者資格取得届」
「雇用保険被保険者資格取得届」の帳票イメージです。
支払調書の発行にも対応
「らくらくマイナンバー対応システム V」で管理されている事業主に対して、報酬等や不動産関連の支払調書を作成することができます。