第1回 今、大きく拡大している超ローコスト住宅ビジネス

皆様こんにちは。このコラムでは、今、圧倒的に業績を伸ばしている「超ローコスト住宅」をテーマに執筆させていただきます。
申し遅れました、私、船井総研 住宅・不動産ビジネスコンサルティングチームの原山長之と申します。

第1回目は、全国で棟数を伸ばしている超ローコスト住宅企業の概要をお伝えいたします。

貴社の商圏にも進出していませんか?

建物価格800万円台の脅威の住宅会社。さらには、全国規模ですさまじいスピード展開をしている建売業者。彼らは決して、薄利多売を行っているわけではありません。超ローコスト住宅、実は儲かるんです。

そもそも、私たちがこのビジネスの頭に「超」とつけているのには訳があります。昔から、ローコスト注文住宅の会社は世の中に多数あり、ビジネスを拡大していました。新しいビジネスは不況期に生まれる、と言われます。世間では「失われた10年」と言われていた2000年から、住宅業界ではローコスト住宅の施工ノウハウが飛び交いました。

しかし、最近現れた本体価格1,000万円以下の住宅は、当時最安値だと思われていた価格の比ではありません。サブプライムローン問題、リーマンショック・・・この不況を反映し、現在の施工単価は恐ろしく下がっています。現在の最安値と比べると、当時の実行予算は既に「高い」基準なのです。そのため、我々は当時の「ローコスト住宅」と違うという意味合いを込めて「超ローコスト住宅」と呼んでいるのです。

正直なところ、私個人は1,000万円というこの価格を初めて見たとき「ああ、またか」と思いました。

 「どうせこの価格は見せかけの価格で、あとからオプションを付けて儲けるんでしょ?」
 「オプションが付かないと、住めないような家なんでしょ?」
 あるいは、
 「坪数がとんでもなく小さい、コンパクトハウスという概念かな?」

多くの住宅会社社長に見せると、皆さんこのような反応をされます。実は私も初めはそんな感想を持ったのが本当のところです。

私の感覚だと、多くのローコスト住宅では、27坪で原価900~1,000万円程度、というのが今まで見てきた定番パターンです。これまでの常識であれば、原価価格をチラシに載せているのか?と疑うような気持ちになります。当然、「こんな価格嘘や見せ掛けだろう」と思うのが当たり前でしょう。しかし、本当のところ、彼らは原価700万円程度で27坪の家を建ててしまうのです。

原価700万円で建て、粗利30%、もしくは300万円を最低限確保する。このビジネスが、今、全国で拡大しています。

超ローコスト住宅ビジネスに参入されている企業は、このようにおっしゃいます。

「これまで、仕方なくアパート・マンションに住んでいらっしゃった方にも、一戸建てに住んでほしい。そのためには、
土地代も合わせて、家賃並みの支払いでローン返済できるような家作りをしなくてはならないんだ。」

売れる。儲かる。社会に求められている。
私たち船井総研でも、この10年、超ローコスト住宅ビジネスに参入できるよう、ノウハウを蓄積してまいりました。具体的な超ローコスト住宅の内容を、次回からお伝えしていきます。

次回は12月15日更新予定です。

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この記事の著者

株式会社船井総合研究所

原山 長之

船井総合研究所に入社以来、注文住宅はもとより、分譲地区の販売体制構築、高専賃・戸建賃貸住宅の販売体制構築など、住宅ビルダーへの提案に特化しコンサルティング業務を習得。 現在は、工務店の仕入や業務効率化も含め、商品開発を元に、集客・営業提案を主軸に活動している。 年間300日を現場にて活動。実際にイベントにも参加し、顧客の生のニーズを把握している。

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