第10回 今、大きく拡大している超ローコスト住宅ビジネス10

皆様こんにちは。船井総研 住宅・不動産ビジネスコンサルティングチームの原山長之です。このコラムでは、今、圧倒的に業績を伸ばしている「超ローコスト住宅」をテーマに執筆させていただきます。

前回は、成功の5ポイントのうちの2ポイントをお伝えしました。

<ポイント1>は、適切な原価情報源を持ち、指値交渉をすることでした。
「まずは見積りをとる」この行為こそが原価ダウンの1番の妨げになっているのです。徹底的にコストダウンを実現したいなら、「指値」で勝負する。そして、新規取引先に声をかけることです。

<ポイント2>は、インパクトある「別ブランド」を立ち上げること、とお伝えしました。
ホームページとチラシも既存の注文住宅と全く別にする。最初のうちは全くの別会社を装ってもOK。特に、自社内にあらゆる価格帯の商品を持つのではなく、完全に分け、「超ローコスト住宅の専門店」という位置づけをつくることが重要です。

今回は、残りの成功の3ポイントのうち、二つをお伝えします。

<ポイント3>移動式モデルハウスを高速回転で建てる

いきなりリスクの高い話だなあと感じましたか?

いえいえ大丈夫です。
どんどんモデルハウスを建てて、鮮度があるうちに販売してしまうので全くリスクはありません。モデルハウスの寿命は長くて半年。年間2.5棟が目安です。

しかも、新しいモデルハウスは集客を安定させてくれます。そのメリットは、社長が集客に悩むストレスから開放されることでもあるのです。

そして、モデルハウスは最初の1ヶ月で売却するのが最もスムーズです。あとの数ヶ月はレンタル期間。これを繰り返せるようになれば恐いものはありません。

「モデルハウスは売れ残りませんか?」とよく聞かれます。売れ残る理由の9割は、半年以上じっと待って鮮度を失ってしまうことによります。

<ポイント4> 価格をハッキリと明示した高反応チラシを作成する

設備よりもデザインよりも、「価格」で目立つことです。価格はまずは800万円台がスタート。さらに目玉商品として700万円台も用意すると完璧です。「価格を前面に出すのは少し気が引けるなあ」というあなたは、そこが最初の越えるべきハードルなのです。

次回は、成功のポイント残りの1ポイントと、これまでのまとめをお伝えいたします。(5月10日(木)更新予定)

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