第12回 今、大きく拡大している超ローコスト住宅ビジネス12

皆様こんにちは。船井総研 住宅・不動産ビジネスコンサルティングチームの原山長之です。今回から、これまでの成功のポイントをより深化させ、全国各地で続々と生まれている成功企業の近況をお伝えいたします。

 「とにかく成功した会社を片っ端から見学させてもらいました。先輩企業をまるごと真似た方が絶対近道ですから」と話すのは、新潟市で超ローコスト専門ブランド「マゴコロハウス」を立ち上げたばかりの(株)M・Kプランニング代表の古寺社長。

創業1年の会社でも、既に成功の兆しが見えていることについてその理由をたずねると・・・、

「徹底的に繰り返した告知ですね。2万世帯弱の狭い範囲をオープンまでに4回告知しました。1回目はモニタ募集、2回目はセールスレター、3回目は地域ミニコミ誌への記事広告、4回目にオープン当日の新聞折り込み。今の時代、たとえモデルハウスがあっても、どこの会社かわからないような創業間もない会社に来てくれるお客様なんていないだろうと思ったんです。でも、正直ここまで効果があるとは思いませんでした。当日は、折り込みチラシ以外に、事前に何度もポスティングしたチラシを握り締めて来場してくれる人もたくさんいて、繰り返した効果は確実に感じました。しかもポスティング中心で部数も少ないので意外とコストもかかっていないんですよね。」

古寺社長が行ったのは、モデルハウスオープンまでの徹底した準備でした。

まず、オープン1ヶ月前に専門のHPを立ち上げ。これは、既存の会社HPと完全に分け、オリジナルローコストブランドとして立ち上げています。

それから、商圏内アパートへの繰り返しのポスティング。
同じエリアへの徹底して何度もまきました。これが功を奏し、オープン時にはこのポスティングチラシをもって来場された方がいらっしゃったのです。

そして、極めつけは新聞告知。新聞にも、「新ブランドオープン」を大々的にアピールし、これまでにないローコスト住宅であることを訴求しました。

今振り返ると、オープンまでの徹底的な告知活動により、波に乗ったことがとても大きかったと思います。

11月末日。
モデルハウスオープン時の集客は、18,000部の折り込みチラシで新規来場32組。経験したことのない集客に接客が追いつかなかったが、そこから毎月2棟ペースで順調に受注を続けています。

次回は、違う客層を開拓し成功しているローコスト住宅をご紹介します。(6月14日(木)更新予定)

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この記事の著者

株式会社船井総合研究所

原山 長之

船井総合研究所に入社以来、注文住宅はもとより、分譲地区の販売体制構築、高専賃・戸建賃貸住宅の販売体制構築など、住宅ビルダーへの提案に特化しコンサルティング業務を習得。 現在は、工務店の仕入や業務効率化も含め、商品開発を元に、集客・営業提案を主軸に活動している。 年間300日を現場にて活動。実際にイベントにも参加し、顧客の生のニーズを把握している。

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