第15回 営業会議のコスト、意識したことありますか?

今回は「営業会議」に関して、考えてみたいと思います。

皆様、営業会議をコスト換算したことがありますか?
『参加者の1時間当たりの平均人件費×会議時間×人数』のコストが発生しています。

概算で言えば、
年収700万円の方なら1時間当たり約3500円かかります。
仮に2時間の営業会議を10人で開催すれば、
3500円×2時間×10名=7万円、のコストが発生しています。

粗利30%のビジネスをされている会社であれば、約24万円の売上を上げない限り採算が取れない活動になるわけです。

だからこそ、営業会議を有効な会議とするためにも、前回お話をさせていただきました「C(検証)⇒A(改善)⇒P(再プラン)」、特に、「明確なネクストアクションとして新たなP(プラン)」を創出する必要があります。

もし、報告会としての会議になっているようであれば、システムなどを活用することで、時間の短縮化・効率化ができるかもしれませんね。

いかがでしたか?

余談ですが、皆様の中には「老後は夫婦円満で穏やかな生活をしたい」という夢を描いている方もいらっしゃると思います。
しかし、そのG(ゴール)を達成するためには、明確なP(プラン)を設定し、自ら主体的に行動するしかありません。

例えば、「そのためにいつまでに何をするか?」「今年は何をするか?」「今月は何をするか?」「毎日何をするか?」等、ゴールから逆算して、毎日の行動を変えることが大切だと、多くの成功者が教えてくれているのです。

設定は「晩御飯を食べたら、『おいしい!』『ごちそう様』と言う」とか「毎朝出勤時にキスをしてから出かける」とか何でも結構です。ただし、具体的な行動と行動量、期日を明確に設定する必要がありますよね。
もちろん、私自身も頑張りますので、一緒に頑張りましょう!

次回は、ルートセールス型や既存顧客深耕型の営業におけるプロセスマネジメントの取り組み方について、実践的に詳しくお話します。

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次回は12月16日(月)更新予定です。

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この記事の著者

ソフトブレーン・サービス株式会社 代表取締役社長

野部 剛

ソフトブレーン・サービス株式会社 代表取締役社長
一般財団法人 プロセスマネジメント財団 代表理事
早稲田大学卒業後、野村證券へ入社。本店勤務。4年間一貫して、リテール営業。トップ営業マンとして活躍。
2005年5月ソフトブレーン・サービス株式会社入社。執行役員を経て2010年7月に代表取締役社長に就任。
営業マーケティングに関するセミナーや企業研修は、年間200回を超える。
著書に『90日間でトップセールスマンになれる最強の営業術』(東洋経済新報社)、『成果にこだわる営業マネージャーは「目標」から逆算する!』(同文舘出版)、『これだけ!Hou Ren Sou(報連相)』(すばる舎)がある。
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