第3回 巨大マーケットを形成する海外ECモールの現状

■ 巨大マーケットを形成する海外ECモールの現状
今回は、海外、特に中国EC市場に焦点をあてたいと思います。
現状、月に2回ほど中国で現地中国企業さまへの中国ECコンサルティング支援をさせていただいております。現在の中国EC市場規模は、既に日本の6兆円マーケットを超えており、2013年には15~20兆円にふくらみ、米国の15兆円を超えると予測されています。
中国マーケットなので、正確な数字はだれもつかみきれないのですが、大きく日本を越えたということは間違いありません。その中でも、巨大な存在なのは、多くの方がご存知である「タオバオモール」です。

■ タオバオ&Tmall(中国)とは?
タオバオモールの影響力は絶大で、あるデータでは、中国ECシェアの80%以上を確保しているといわれています。日本の楽天で30~40%なので、その倍の影響力があるのです。また、中国商流通額の5%シェアをとるという化け物マーケットであります。
現在、タオバオとTmallの大きく二つにわかれており、タオバオは「CtoC」、Tmallは「BtoC」という形態にわかれて運営しており、企業として販売するならば、まよわずTmall進出をオススメいたします。Tmallについては、タオバオも優遇措置をとっており、中国消費者も本物が販売されていると認知しています。

■ タオバオで1個3元の粽(ちまき)を1ヶ月にどれだけ売るのか?
では、実際どのような商品が売れているのか?どれくらいのパワーがあるのかの一例をご紹介します。

「粽子=ちまき」は、中国では日常食ですが、6月の端午の節句に最も売れます。タオバオの1個あたりの価格は、3~4元(50~60円)が多く、全国的に、肉入り粽子が好まれます。
このような小さな単価の粽子ですが、タオバオでは、6月1ヶ月で、月商1,350万元、日本円にして約2億円の月商を販売するのです。もちろん、年々、マーケット規模は増加傾向にあり、売れにくいと思われている食品でもこれくらいの規模のマーケットが存在するのです。


■グループマネージャー
  上席コンサルタント   萱沼真吾
日本国内はもちろん、海外現地企業のコンサルティングの第一人者。中国・タイなどの通販実績多数。
海外進出&No.1企業を目指すなら
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次回は10月7日(月)更新予定です。

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この記事の著者

株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント

萱沼 真吾

通販・Webビジネスで200社以上の経験、数多くの業界No.1企業を立ち上げたトップコンサル。海外ビジネスについても数多くの実績であり、特に「中国&タイ」「DM通販・Web通販・TV通販」で世界でも独自のルートを開拓している。
現在は日本 → 海外進出支援、海外現地企業へのコンサルティングを展開中。中国&タイ現地企業への通販コンサルティング実績としては、世界唯一の事例と実績になる。(3年で15億円 中国通販企業、1年で売上25倍 タイ通販企業)

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