第6回 中国における休日

第6回目は、中国における休日に関してお話をさせていただきます。

中国では日本と比べると公休日が少ないということをご存じでしょうか?
以前まで、中国での大型連休というと、春節(旧正月)、労働節(GW)、国慶節(建国記念日)の3大公休日があり、約1週間のお休みがありました。

しかし、公休がこの3回に集中してしまうと、鉄道がとても混み合ったり、旅行を予定していてもチケットが取りにくかったりすることがあるなど、地域の活性化にならないということで、政府は数年前から清明節、端午節、中秋節を増やしました。その代わりに労働節の大型連休を5/1のみとしたため、結果、公休日が少なくなっております。

それでも、連休を有効に利用して、海外旅行をする中国人も増えており、日本でも多くの中国人観光客を目にすることが多くなったと思います。

休みに関しては、日本では主に太陽暦で数えますが、中国が太陰暦に沿って数えられるため、毎年休日の日付が変わってきますので、中国と関連あるビジネスをされている方は、事前にいつ公休日なのかを確認することが必要です。

特に中国人にとって"春節"(旧正月)はとても重要視されており、春節の前の日などは、家族で一緒に食事をする習わしがあるので、この日の為に事前に有給休暇を取って故郷に帰られたりする方も多くいます。その為、春節に合わせて列車や飛行機などチケットは非常に取りづらく、まさに人民大移動です。

もちろんこの春節はビジネスにも大いに影響を及ぼします。メーカーなどはこの春節に合わせて2週間以上お休みを取られるケースがある為、毎年この春節の前後は納期や人が不在で業務が進まないことがよくありますので、ご注意ください。

 【2012年の中国の祝日 国務院の発表】
 元 旦:2011年12月31日~2012年1月2日 (3日間)
 春 節:1月22日~28日(7日間)
 清明節:4月2日~4日(3日間) 
 労働節:4月29日~5月1日(3日間)
 端午節:6月23日~25日(3日間)
 中秋節・国慶節:9月30日~10月7日(7日間)

次回は6月21日(木)の更新予定です。

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この記事の著者

株式会社大塚商会 プロダクトプロモーション部 新規・海外ビジネス課

劉 俊輝

中国国籍を持つが日本生まれ日本育ち。2003年から中国に赴任。大塚商会の中国法人上海・蘇州・大連を立ち上げ、7年の任期を終え2010年7月に日本帰国。中国進出する日系企業様に対し、ハードソフトの現地調達、ITインフラ構築、保守サポートなど1600社を超えるお客様のサポートに従事。

中国駐在経験から得た中国ビジネスのポイント バックナンバー

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