第9回 中国における移動方法(タクシー編)

第9回は、中国における移動方法(タクシー編)に関してお話しさせていただきます。

中国に行かれた際、必ずといっていいほど利用するのがタクシーです。タクシーには各社車両の違いや、運転手の資格の違いなどがあり、サービスもマチマチです。運転手は星の等級で違反歴や道の習熟度など分かれているようです。何でも五つ星の運転手は英語も話せるのだとか。

私も7年中国に駐在しておりましたが、1度だけ五つ星運転手に遭遇したことがあります。やはり研修を受けているのか、話す中国語もどことなく丁寧で、声も大きくなかったような・・・是非行かれた際には確認してみてください。

また料金は日本と比べて圧倒的に安く、初乗り200円程度(地域によって異なる)で乗車可能です。通勤時にタクシー出社などされている日本人の方も多いですね。
ただ、金額が安い分、中国の方も多く利用しており、乗車取り合いなので、なかなか捕まらないといった事態も発生してしまいます。特に雨の日はほぼ捕まりません。“譲り合いの精神”ではなく、“取り合いの精神”ですので・・・そのため、地方都市では相乗りも当たり前。当時私も大連に赴任していた際に、相乗りは何となく気分的に嫌だなぁ~と思っていましたが、冬の氷点下10度を下回るとそんなことも言っていられずに、中国の方に混じって相乗りしていました。やはり「郷に入っては郷に従え」ですね。

また、地方都市などで一人でタクシーに乗る場合は、出来るだけ助手席に乗るよう心がけましょう。
空港や駅で客待ちして声をかけてくるタクシーなどは、ぼったくりや遠回りなどして、法外な金額請求をされるケースがありますので、出来るだけ避けた方がよいと思います。しかしどうしても乗車せざるを得ないという時には、助手席に乗り、必ずタクシーメーターを倒していることを確認し、運転席か助手席の近くにある運転手の身分証明書を見て、氏名・会社名・電話番号をメモすることをお勧めします。こうすれば、シロタク以外は法外な金額請求をされても、後でお金が返ってくるケースもあります。
外国人に対してのぼったくりがまだまだ多いようですので、是非実践してみてください。
また、お客さんが中国の方の場合でも、地方都市に行くとふっかけられたりすることもあるそうです。

※小さな町ではメーターすらもないケースがあるので、その場合は事前交渉が必要です。

近代化になったとはいえ、大陸はまだまだ広いため、行く場所によっても対処法も変わってくるので十分注意しましょう。

次回は9月20日(木)の更新予定です。

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この記事の著者

株式会社大塚商会 プロダクトプロモーション部 新規・海外ビジネス課

劉 俊輝

中国国籍を持つが日本生まれ日本育ち。2003年から中国に赴任。大塚商会の中国法人上海・蘇州・大連を立ち上げ、7年の任期を終え2010年7月に日本帰国。中国進出する日系企業様に対し、ハードソフトの現地調達、ITインフラ構築、保守サポートなど1600社を超えるお客様のサポートに従事。

中国駐在経験から得た中国ビジネスのポイント バックナンバー

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