第28回 成長を見据えた計画的なシステム投資を

本コラムでの連載・第23回からは、企業成長に貢献するシステムにフォーカスをあて、システム導入の成功事例、選定のポイントについてなどについて解説をしてきました。

今回は、システムに関する連載パートの最終回として、システム導入を成功に導くもう一つの要素、信頼できるアドバイザーの存在についてご説明をしたいと思います。

部門で完結する部門内システムより、全社の業務を最適化する視点で設計・構築され、各部門の情報が有機的に連携をする全社システムの方が経営に与える恩恵が大きいことは明らかです。 

しかし、全社システムの場合は適用範囲が広範囲に拡がるため、各部門の業務はもちろん、会計、労務、税務などの業務がシステムによってどのように代替されるのか、システムとどのように接合するのかについての専門的な知識が必要となってきます。

そのためには、システム分野に精通した専門家だけではなく、会計・労務・税務など、それぞれの分野に関して信頼のおける専門家を身近に持つことが必要となります。

とりわけ、成長中の企業においては、業務における課題・問題が発生する都度、それに対処するために部分的なシステムの導入検討を行ったり、あるいは、今あるシステムに機能を付け加え、つぎはぎだらけのいびつなシステムを作りがちな傾向にあります。

このような対応は、先々の企業の成長や成長後にどのような管理体制が必要になるのかを考慮していないため、場当たり的なシステム投資となり、余計な出費を招く結果となりかねません。

企業の情報化・システム化は、企業の成長に合わせたステージがあります。
先々の成長や目指すべき到達点を見据えた上で効果的にシステムを活用していくためには、システム分野をはじめ、各分野の専門家の連携によるアドバイスや助言が必要となります。

信頼できるアドバイザーから必要な時に支援を得ながら、「第2の利益」を継続的・安定的に獲得し、永続的な成長をとげる企業を作り上げていただきたいと思います。

株式会社オロによる、システムにフォーカスをあてた連載パートは、本コラムを持って最終回となります。
次回以降も引き続き、「第2の利益」を獲得するための企業体質強化というテーマにて、各分野の専門家から、有益な情報をご提供してまいります。
是非ご一読いただければ幸いです。

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この記事の著者

株式会社オロ 取締役

藤崎 邦生

オロ創業当初よりメンバーとして参加。成長企業・上場準備企業のITアドバイザリーとして、基幹システムを含むシステム構築実績を多数持つ。これらのシステム受託開発で培った業務管理のノウハウを集約し2006年クラウドERP「ZAC Enterprise」を開発。ZACは現在250社以上の導入実績を持つ。
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