第17回 挨拶の強化

企業を訪問した際、従業員の方が、明るく元気に挨拶をしてくれると、とても気持ちがよいものです。顧客によっては、その印象が、発注を決める大きな要素になるほど、挨拶の効果はあります。だから、多くの企業が、挨拶の練習を、朝礼のメニューに入れているのでしょう。

ただし、私は、来訪者への挨拶以上に、まずは内部での挨拶の方が、業績アップのためには、重要だと考えています。社内で、明るく元気に挨拶をし合っている企業の業績は、たいていよいものです。なぜなら、業績アップの要諦(ようてい)は、一体化だからです。

組織が一体化するためには、活発なコミュニケーションが必要です。報告・連絡・相談が活発にされることです。そのためには、まずは、コミュニケーションの初歩である挨拶が、活発にされていなければならないのです。挨拶もまともにし合っていない人には、なかなか報告・連絡・相談しにくいものだからです。まずは内部での挨拶の強化、それから外部への印象を考えるべきだと思います。

キヤノン電子の業績を飛躍的にアップさせた社長の酒巻久氏は、就任後、まずは1人で挨拶運動を始め、1ヶ月ほどでそれを全社に広げました。すると、目に見えて製品の不良発生率が下がり始めたといいます。何か問題が起こったときに、毎日挨拶を交わしている関係の人だと、報告・連絡・相談がされやすく、対処が即時に施されるようになったからです。

次回は4月3日の更新予定です。

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