ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
第59回 ブログの効用
ブログが設置されているWebサイトの優位性の一つは、閲覧者が、よりリアルな企業の実力を推し量れることでしょう。
通常の静的ページからは、閲覧者が、そこで表現されている内容と実力に乖離(かいり)があるかを判断するのは、難しいと言えます。
運営者が、少なからず盛って、実力を超えた表現をしていても、判らないのです。
ただし、多くの人が、インターネットの利用に慣れた今では、そんなことは、ほとんど解かっていて、静的ページの掲載内容をそのまま信用することは少ないと言えるでしょう。
それに対して、ブログには、信用に足る情報が掲載されていると認識されます。
なぜなら、ブログは、動的な媒体だからです。
自社のリアルな今を、記事として継続的に投稿するのが、ブログです。ウソや誇張表現の内容を投稿し続けるのは、難しいでしょう。
もし投稿し続けることができたとしても、真実は、すぐに見抜かれてしまいます。
ですから、よい仕事をしている企業は、Webサイトにブログを設置し、定期更新すべきです。
主に書くべき記事の内容は、自社の「リアル」な「今」のことです。
そして、そこから、自社の実力が測れるようなものです。
例えば、社内研修や5S活動などのイベント実施状況、営業案件、業務内容などに関する情報が載っていれば、閲覧者は、その会社の実力を推して知ることができます。
次回は3月26日(火)更新予定です。
前の記事を読む
次の記事を読む