第20回 組織一体化のための環境整備

企業の業績アップの要諦(ようてい)は、組織一体化です。
組織を一体化させるためには、組織内のコミュニケーションを活発化させなければなりません。コミュニケーションが活発になれば、知識の共有化が図られ、工夫が生まれ、戦意が上がり、生産性がアップし、革新も産まれます。

そのために、まずすべきことは、先号で提案した「挨拶の強化」です。
さらに、組織として取り組むべきことは、環境とルールの整備です。

環境面においては、仕事場のレイアウトを整備し、コミュニケーションが活発化する場を創るのです。各部屋や通路、およびその中にあるデスクなどの備品の形状、配置を工夫することにより、確実に報告・連絡・相談の量と質は向上し、一体化します。

そして、各人の接点を増やすためのルールの整備です。コミュニケーションが悪い組織は、そのへんを野放しにしています。
例えば、それぞれが、好き勝手な場所で、昼食を摂っている工場や物流センターがあります。人によっては、クルマの中で、ひとりで食べているという状況です。

そういう職場は、たいてい仕事上のコミュニケーションも悪く、業務の品質や効率が上がりません。普段の会話がない者同士が、積極的に協力し合う関係になるのは、難しいからです。

よって、会社として、「昼食は休憩室で摂り、よい関係づくりに努めましょう」といった指導をすべきです。罰則はなくてもよいですが、ルールという示し方をした方が、よいと思います。

ただし、「休憩時間の過ごし方まで、関与するのはどうか?」という意見もあるでしょう。しかし、コミュニケーションの活発化が、業務の品質や効率の向上、そして組織の一体化・活性化につながるのです。

皆の幸せのために、積極的に関与すべきだと思います。

次回は4月24日(火)の更新予定です。

☆★お知らせ★☆
著者の橋本様のご紹介により、株式会社船井総合研究所の物流企業様向けwebサイト『ズバロジ!』にて、運輸業向けシステム『SMILE BSトラックスター』のインタビュー記事を掲載していただきました。

『スバロジ!・ズバリ商品インタビューVol.12 進化を続ける運送会社のための基幹システム』(株式会社船井総合研究所 Webサイト)

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