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第49回 非直属アドバイス
直属ではない上司から、これからの成長について、客観的なアドバイスをしてもらえる機会があれば、とても有効です。
直属の部下の場合は、“親の欲目”や、“期待の裏返し”で、曇って観えてしまい、的確なアドバイスが、できにくいことがあるからです。
先日、私の部署では、国内某所にて合宿を行いました。
20数名で丸2日間、宿泊設備付きの研修センターにカンヅメになりました。
それぞれのメンバーが、各1時間、来期のアクションプランを発表するスタイルです。
そこで、複数のチームリーダーおよび先輩、同僚から、様々な角度からのアドバイスが受けられます。
観ていると、普段からの接点が薄いほど、客観的視点に立てて、アドバイスが的確なことが多いと感じます。
「岡目八目(おかめはちもく)」にも通じます。
このやり方は、どんな業種・業態でも適用できます。
貴社でも、部門長、拠点長、その他役職社員を集めて、合宿を開催してみるとよいでしょう。弊社の会員物流企業様では、よく行われています。
また、合宿でなくとも、普段の会議にオブザーバーで他の部署のリーダーが出席する、複数部署で一緒に会議をするなど、この法則を活かすことはできます。
ぜひ取り組んでみてください。
次回は11月20日(火)更新予定です。
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