第27回 機密保持誓約書

提案する物流サービスの内容によっては、荷主企業から詳細なデータを預からなければならない場合があります。このときは、機密保持契約を結ぶことが、深いヒアリングや現場の視察・測量、データの受け渡しの前提になります。

ということは、裏返せば、この機密保持契約を結ぶことで、受注へ向けて一歩進むということなのです。だから、こちらから積極的に「機密保持契約を結びましょう」と迫っていくことが重要です。

『機密保持契約書』の雛形は、常に持ち歩いておき、「この内容でご検討いただけますか?」と言って先方に置いて帰れるようにしておきましょう。

ただし、“契約書”の締結には荷主の社内でも稟議が必要ですから、こちらの思うようには進まないこともあります。そこで、第2の手段として有効になるのが、『機密保持誓約書』です。“契約書”が双方の押印が必要になるのに対し、“誓約書”はこちらが誓うだけのものですから、こちらの印のみが押してあればよいのです。

初回訪問時の概要的なヒアリングの段階から詳細調査・分析のフェイズに入っていくまでのスピードをアップさせるために、営業担当者には『機密保持誓約書』のフォームを常に携帯させ、商談の場で必要事項を記入、押印して置いてくることができるようにします。

可能であれば『機密保持契約書』を締結、それではなかなか進まなさそうだったら『機密保持誓約書』を活用するという周到な準備で、営業活動の進捗をスピードアップすることができます。

※経営に役立つテキスト無料ダウンロードサービス 物流企業経営研究会「ズバロジ」(株式会社船井総合研究所 Webサイト)

次回は6月12(火)更新予定です。

★更新情報は「ERPナビ(大塚商会)Facebookページ」にて!

関連するページ・著者紹介

この記事のテーマと関連するページ

運輸業システム トラックスター

運輸業システム「トラックスター」は、得意先管理・傭車先管理・車両管理・運転者管理の4つをリアルタイムに連結。経理業務の軽減はもちろん、経営管理を強力にバックアップします。

運行管理・動態把握システム Tacシリーズ

「運行管理システムTacMan」・「動態把握システムTacNet」は富士通製デジタルタコグラフを通じてさまざまな車両情報を取得し、運輸業のお客様のニーズに対応したソリューション構築をお手伝いいたします。

この記事の著者

株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント

橋本 直行

物流企業の業績アップ専門コンサルタント。ホームページやDMを使った案件発掘マーケティングや、同行営業などの実践的サポートを得意とする。物流企業経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。
FUNAIロジスティクスソサエティ
橋本 直行 Webサイト

お問い合わせ・ご依頼はこちら

詳細についてはこちらからお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

03-6743-1672

受付時間
9:00~17:30(土日祝日および当社休業日を除く)
総合受付窓口
インサイドビジネスセンター

卸販売について

ページID:00078223