第8回 プロの技を教える

プロの技術を教えてしまうことで、最終的には、本来売りたい商品を売るというマーケティング戦術があります。

例えば、本格菓子店がお菓子づくり教室を開くのも、そうです。
プロの本格的な調理法を教えることで、生徒をはじめ、その周辺の人たちに店のお菓子が売れるという現象が起きます。プロの知識や技術のすごさをあらためて感じ、本物への欲求が高まるからでしょう。かけている手間、使っている道具の差を知り、手製とは別物として認識するという理由もあるかと思います。
料理番組に出ている先生の料理店が流行るのも、同様の理屈でしょう。

ブログやニュースレター、メールマガジンなどで、既存顧客、見込み顧客に対して、情報発信をしている企業は、この手法をぜひ採り入れてみてください。

例えば、物流企業なら、荷主向けに「自社でできる物流改善策」という視点で、記事を制作してみましょう。相手が本格的な物流技術を知ることで、かえってアウトソーシングへの欲求が高まるということがあります。

例えば、FLS会員の茨城乳配社は、以下のような手法で、プロが教える「自社でできる物流改善策」を発信しています。ホームページをご覧になってみてください。

 ・ オリジナル小冊子「物流コスト削減マニュアル」のプレゼント(荷主企業限定)
 ・ シリーズブログ「食品共同配送の成功するケース」他

個別企業への出張研修サービスを展開する物流企業もありますが、それも非常に効果的な戦術だと思います。
一見遠回りに見えて、意外に近道なのが、この「プロによる技術教室戦術」なのです。

FLS 物流企業経営研究会「ズバロジ」(株式会社船井総合研究所 Webサイト)

茨城乳配→ http://nyuhai.net/

次回は2012年1月30日の予定です。

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