エンジニアリング(建設)

BIM/CIM関連ツールや3D空間計測器など建設分野におけるエンジニアリングシステムをご紹介します。

新時代で変わる!建設業のワークスタイル

働き方改革と5Gで現場の作業効率が劇的に変わる

効率化と通信の高速化を背景にした新時代に向けて、建設業のワークスタイルも変わろうとしています。そこで、エンジニアリング(建設)のコーナーでは、そんな来るべき5Gを見据えた新しいワークスタイルを提案する展示内容となっていました。
建設業では、いくつものプロジェクトが同時進行するのは当たり前。緊急の案件が発生しても、現場に出向く際に図面などの情報を持って行けるとは限らない。紙の図面はかさばり、長く使用していると劣化してしまうことも少なくない。そこで、建設業向けクラウドサービスを利用して、業務で発生した大量の図面やドキュメント、3Dモデルなどを一元管理すれば、 移動中はもちろん現場からタブレット一つで必要なデータが抽出できます。
現場の現況確認などのデータ収集が終われば、タブレットで報告書を作ることができます。これならオフィスに戻る必要はありません。また、3Dスキャナーをはじめとする3D空間計測器を使用すれば、一人で効率的に現場の計測作業も行えます。
既に、建設現場を大きく変えているのが、BIMやCIMといった考え方を背景とした仕事への取り組み。その中核を成す3Dモデルの作成や活用に、3D空間計測器を用いて業務効率化が図れるようになってきています。最近では、代表的な3D空間計測器である3Dスキャナーも小型化・低価格化され、身近なツールとなりつつあります。新たに提供開始された建築向けレイアウトツールとともに、魅力的な製品が展示されていました。
このコーナーのステージでは、建設会社の若手社員という設定で二人のキャラクターが登場し、そのやりとりを通じて、タブレットや3D空間計測器などを活用した5G環境を見据えた働き方が紹介されていました。
3Dスキャナーで取得した点群データを元に3Dモデルを作成したら、今度はそのデータを現場に持ち込んで施工に活用したくなってきます。従来、二人で行っていた位置出し作業も一人でできるようになります。その方法は至ってシンプルでした。クラウドサービスを利用してデータをタブレットに取り込み、建築向けレイアウトツールを操作します。実際に位置出しポイントをレーザー照射する実演もされていました。これなら作業時間の大幅な短縮や人手の削減はもちろん3Dモデルを使った直感的な操作でミスの削減も期待できると感じました。

建築・設備・土木の専門的な内容は一部日替わり展示

このコーナーは、3日間常設していたBIM/CIM・クラウド、BIM対応建築設備専用CAD、点群編集ツール以外に、日替わりで展示内容を変えている部分もありました。扱う範囲が建築向け、建築設備向け、土木向けなど多岐にわたり、全てを一斉に展示するのが難しいからのようです。
主な日替わりの展示内容を挙げると、初日は設備業向けの積算、流体シミュレーション。2日目は建設業向けに意匠デザイン、積算、日影・空率などのBIM活用のツール、3日目は土木業向けの土木・測量3D、点群、GISを効率的に実現するCIM活用のツールでした。専門性を持ったツールを利用すれば、より効率的なワークスタイルが実現できるということがよく理解できます。
5Gの登場など新しい時代にふさわしい新しいワークスタイルがどういったものになるのか、よく分かるエンジニアリング(建設)のコーナーでした。間もなく始まる5Gのネットワークによって、より一層の効果が期待できます。

(記事提供:ノーバジェット株式会社)

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