豊臣秀吉が小田原征伐で本営とした「石垣山一夜城」。一晩で築城したと言われている方法はどのようなものだったでしょうか?
(A)パーツを組んだ木材を川の上流から流し、現地で組み立てた
(B)敵から見えないように工事を進め、周囲の木を一晩で切り倒した
(C)もともとあった建物に障子紙を貼り、見せかけの城をつくった
2020年7月8日に配信したメールマガジン「it's」のコラムをご紹介します。
解答・解説
解答
(B)敵から見えないように工事を進め、周囲の木を一晩で切り倒した
解説
(A)のエピソードで有名な墨俣(すのまた)城をはじめ、「一夜城」の伝承を持つ城はいくつかありますが、いずれも本当は一晩で建てられたものではなく、裏話があります。石垣山一夜城の場合、山頂の林の中でひそかに工事を進め、約80日で築城されたとか。一夜のうちに周囲の樹木を切り倒したところ、翌朝になって突然現れた城に敵兵が驚き、士気を失ったと言われています。確実な勝利のために、策を巡らせて備えていた秀吉の周到さに驚きますね。現代においても、予測される事態に対応するには、周到な準備が求められます。例えば「照明の2020年問題」。主要メーカーで蛍光灯や水銀ランプの生産が中止され、2020年を境に照明の環境が変わることが予測されています。LED照明への計画的な入れ替えなど、早めの対策が必要です。オフィスから工場まで、LED化の実績を多く持つ大塚商会にお気軽にご相談ください。
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