経営を「見える化」し、あるべき姿に向かって突き進む

経営は「見える化」しただけでは不十分。現状を把握し、目的を定めて、課題を明確にしながら進むための考え方と、そのためのツールの取り入れ方をご紹介します。

[2016年12月16日公開]

「経営を『見える化』し、あるべき姿に向かって突き進む」:資料概要

重視される経営の「見える化」ですが、「見える化」するだけでは不十分です。現状を分析し、あるべき姿を明確にした上で、目的に向かって進む上での課題を明らかにする──それが経営に活きる「見える化」です。そのための考え方、目的をはっきりさせて最適なツールを取り入れる方法について、ご紹介します。

目次(抜粋)

  • 企業活動を支えるリソースを把握
  • 現状を分析し、施策を立てる
  • 道具の導入前に、現状を把握したい

仕様など

形式:
PDF
ページ数:
5ページ
容量:
2.4MB
関連するメーカー名:
大塚商会
関連する製品名:
経営支援サービス

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資料の関連コラム「経営の見える化は、あるべき姿と現状とのギャップを明らかにする」

いろいろな分野で「見える化」という言葉が使われています。しかし、何を、どのように「見える化」するのかは、それほど簡単なことではありません。ましてや、「見える化」を効率的に行って経営に生かすとなるとなおさらです。

今回考える課題は「経営の見える化」です。考え方の一つは、「ちょっと待った」というものです。このちょっと待ったは、「見える化」を待つという意味ではなく、「見える化」を行うためには、事前の準備が必要だということです。その事前の準備の代表は、「あるべき姿」を定めることです。「見える化」に取り組んだ会社の中で、「見える化」はしたけれど、その結果を十分経営に活かせていない理由に、この「あるべき姿」をきちんと想定していなかったことがあるという指摘です。

業務が「見える化」されなければ、業務改善は難しい

「見える化」とよく聞くけど、どこから手をつければいいのか、といった話を聞きます。「わが社はどこから手をつけるのがいいのか?」ということです。

  1. もの
  2. お金
  3. 情報
  4. トレンド

「見える化」することで、上記のような企業に共通した資源に対して、無駄を発見し、効率化と、コスト削減を実現することで、会社を強くすることにつなげなければなりません。

例えば、電気料金です。分野や装置別にどのように使われているのかが分かれば、削減のためにどのような手段が効果的なのか、はっきりします。電気料金の「見える化」は比較的簡単な装置を設置するだけで実現でき、対応策を講じた結果も比較的短期間に具体的な数値として見えてくるのではないでしょうか。

電気料金に限らず、「無駄な経費を知りたい」、「無駄をなくし、いいものに替える」ということは、「見える化」が目指す目標の一つです。

例えば、10人の営業担当がいたとしましょう。調べ物、問い合わせ、移動時間を「見える化」することで、いろいろな無駄が見えてきます。移動時間を最小にし、隙間時間でも業務が行える環境を作ることで無駄を削減するという方法もあります。あるいは、営業担当を9人にし、一人は専任で社内業務を行うことで、部門の最適化を実現するという方法も考えられます。いずれにしても、「無駄な時間を把握」、つまり人の動きと使われる時間、そこで行われる業務を「見える化」しなければ始まりません。

会社の目標は「売り上げを伸ばす」こと

業種業態が異なっても、会社が掲げる第一の目標は「売り上げを伸ばす」ことでしょう。売り上げを上げるための施策は、以下の5つにまとめることができそうです。

  1. 商品を増やす
  2. 単価を上げる
  3. 原価を下げる
  4. 販路を拡大
  5. 商談スピードを上げる

しかし、これらのことは、自社の思惑だけで物事を進めることはできません。1~3までは、ある程度自社内で処理できることですが、4と5は一筋縄ではいきません。

販路を拡大し、売り上げを伸ばすために、売っている人たちの業務を「見える化」することで、それまで属人的であったものが平準化されます。では、SFA(営業支援システム)を導入すればいいのか、ということになりますが、定期的なミーティングを行い、その人の持っているノウハウを分析するだけでも大きな効果を得られるはずです。

業績が好調な会社こそ、積極的に「見える化」の実現を

「経営の見える化」は、ちょっと業績が落ちてきたことをきっかけに検討されることがありがちです。しかし、「経営の見える化」は、会社が調子のいいときにこそ行うべきです。調子がいいとき「よりよくするために大きな改革は望まない」という経営者がいます。調子がいいのだからこのままで問題ない、ということでしょう。

しかし、営業を「見える化」することで「不良在庫」が明らかになるといった、好調の中に隠れていた負の要素を洗い出すことができます。

調子がいいからこそ、自分たちのこれからのあるべき姿を想定し、改善を行うことで業務の効率化が進み、これまで以上に強い会社になるのではないでしょうか。守るための可視化ではなく、戦いをさらに有利に進めるために「経営を可視化」したいものです。

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