役立つ! 総務マガジン

すぐ計算! LED導入によるコスト削減効果とは

総務の負担が減るLED導入のメリットや、すぐに結果が分かるコスト試算用のツールをご紹介

細かな備品管理によるコスト削減は、結局のところ総務部に手間として跳ね返ってくることも少なくありません。そんな総務部の負担を減らし、コスト削減効果も見込めるのがLEDの導入です。

[2018年 2月22日公開]

備品管理や交換・補充…総務部の負担は増えるばかり!

こんなことありませんか?

  • 備品のオーダーや管理に毎月多くの時間を使っている
  • 受付や出入り口のメンテナンスなどに手が回らず、会社の対面や姿勢を疑われる
  • 社員による無駄なコピー、オフィスの電気をつけっぱなしなどのコスト負担も総務部の管理責任が問われている

総務部のスタッフの使う時間=コスト

コスト削減を目的として、やみくもに対策に取り組むのは得策ではありません。そのために総務部のスタッフが使う時間も実際はコストになるからです。対策に取り組んだ消耗品費や、光熱費は減ったのに、管理・運用のために総務部の人件費が増えてしまったのでは意味がありません。うまく手間を削りつつ、高い効果を得る取り組みを考えるのが重要です。

コスト削減で重要なポイントは「順位付け」

コスト削減で重要なのは、「効果」「手間」を軸に対策を総合評価し、取り組むべき対策を順位付けすることです。コスト削減施策としてよくあるのが、消耗品費の削減や電気のON / OFF管理、エレベーターの使用階数の制限などですが、これらの施策で大きなコスト削減効果は見込めません。場合によっては確認や管理の手間が増えてしまいますので、まずはオフィス運用コストのうち、固定費でなおかつ大きな部分を占める照明や空調に着目した施策を進める方がよいでしょう。

その施策の一つがLED照明の導入です。LED照明を導入することにより、コスト削減と総務部の作業量減が期待できます。

総務部の手間を削減! LED照明導入のメリット

長寿命で手間がかからない

LEDの大きな特長の一つは、従来の照明に比べ寿命が長いことです。例えば1日10時間点灯した場合、白熱電球は3~6カ月、蛍光灯は約3年7カ月である一方、LED照明は約11年持ちます。また、蛍光灯は頻繁につけたり消したりすると寿命が縮む可能性がありますが、LEDにはこのデメリットがありません。
寿命が長いということは交換頻度が少なく済むということですから、これまで蛍光灯の交換に追われていた総務部の手間を省くことができます。高所で切れた照明を、ある程度数がたまるまで待つ必要も、もうありません。

従来の蛍光灯に比べ電気料金を削減できる

LEDは従来の蛍光灯に比べ電気料金の削減効果があることも特長です。その理由はLEDの消費電力の少なさにあります。従来の蛍光灯と比較してみると、直管蛍光灯が40Wなのに比べ、交換品として使われる直管形LEDランプは14.9Wと約6割電力が削減できます。もちろんその分電気代が下がり、年間で1本あたり約1,620円のコスト削減効果が得られます(*)。蛍光灯が複数使われているオフィスフロアや、工場などでは大きなコスト削減効果が見込めます。

  • * 年間点灯時間:2,940時間(1日あたり12時間×245日)、電気代:0.022円/Whで計算した場合です。

節電によるCO2の削減

最近では企業の社会的責任がよく取り沙汰されるようになりました。これは社会に対する企業の責任や貢献のことですが、今では経営戦略の一環として重要なポイントにもなっています。取り組む際には実際に効果があり、継続して取り組める内容が必要です。消費電力の少ないLEDを利用することは、CO2の削減に貢献できます。CO2の排出量は電力に比例するためです。つまり、LEDの導入は、単純なコスト削減対策だけではなく、企業の社会貢献の一つとしても重要な役割を担うのです。

LED導入判断の際に確認すべきポイント

LEDのメリットを理解して実際に導入を検討するときの参考に、導入判断の際に確認すべきポイントをご紹介します。

照明にかかる経費計算のシミュレーション(試算)

導入の判断で重要なのは、コスト削減の効果に関して正確な見込みを立てることです。導入の効果を数字で確認するため、照明にかかる経費のシミュレーション(試算)をしてみましょう。

計算に必要な要素は以下のとおりです。

単位のことを考えると混乱してしまうという方や、計算が面倒、という方はぜひ以下のツールを活用してください。質問に回答するだけで、各種電灯からLEDに変更する際のコスト試算のシミュレーションをすることができます。

利益が出ていれば設備投資として導入を検討

LEDを購入するときは、資本的支出として処理すべきか、もしくは修繕費として処理すべきかを選択します。また、初期導入コストが理由でLED照明の導入を見送っている方は、安価に導入できるリース契約をおすすめします。

利用する場所の確認

効果を高めるためには利用率の高いところから優先して導入しましょう。利用する場所によっては、人感センサーを用いることで節電できる場合もあります。またLEDの人感センサーを利用すれば「節電×適時消灯・点灯」の相乗効果も期待できます。

助成金(補助金)などの特別な制度の確認

年度によって助成金を利用できることがあるため、導入の際には利用可能なものが無いか確認してみるのも一つの手段です。大塚商会では、支援制度の導入支援を行っています。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。