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季節性うつ病にご注意!

夏が過ぎ秋から冬にかけて症状が出る“季節性うつ病”

夏は元気でも、厳しい残暑を超えて涼しくなるにつれてやる気が減退、休みがちに……。それはひょっとすると“季節性うつ病”かもしれません。長い目での備えをしておきましょう。

[2018年 8月 8日公開]

「季節性うつ病」とは

夏はとても元気だったのに、冬が近づくにつれ、冬場にだけうつ状態になってしまう。これが「季節性うつ病」です。

季節性うつ病(冬季うつ病)とは、季節性気分障がい、季節性感情障がいともいわれ、性別や年齢に関係なく発症し、秋ごろから症状が現れ始めます。

10月、11月ごろに憂うつな気分が始まり、冬が終わる2月、3月ごろに治まるというサイクルを繰り返します。倦怠(けんたい)感や気力の低下、過眠、過食などの症状が見られ、冬以外の季節では健康な状態であるため、その判断がつきにくいものでもあります。

治療や予防には日光浴が効果的

季節性うつ病は、冬季を中心に発症し、北欧などの高緯度地域における発症率が高いことから、日照時間が短くなることによる太陽光の減少が原因であるとされています。

そのメカニズムはまだよく分かっていないところもありますが、次のような説が考えられています。

  • 日照時間が短くなることで、体内時計をつかさどる脳内物質メラトニンの分泌が乱れ、体内時計が正常に働かなくなる。
  • 光の刺激が減ることで神経伝達物質のセロトニンが減り、脳の活動が低下してしまう。

治療法としては、日光に近い光を一定時間浴びる「高照度光療法」というものがあります。人間は日光に当たることで体内時計を調節しているので、意図的に光を浴びて体内バランスを整えるのが目的です。つまり、普段から日光を浴びることが予防につながることになります。

朝一番にカーテンを開けて太陽を浴びたり、一定のリズミカルな運動をしたりすることは、セロトニンを活性化させます。
そのため、天気の良い日には1時間程度の散歩・ウォーキングを行うのが良いといわれています。
症状の出にくい夏のうちから習慣にして、寒い冬も元気に乗り切りましょう。ただし、くれぐれも熱中症、紫外線対策は忘れないでください。

参考サイト

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メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、メンタルヘルスの知識・具体的方法・理解度を問う検定試験です。働く人々の職場のストレスは年々増大しており、取り組む必要性は高くなっています。

著者紹介

マネジメントリーダーWEB編集部

企業を活性化する総合マネジメント情報サイト「マネジメントリーダーWEB(http://www.mng-ldr.com/)」を企画・運用。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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