会社の事業継続性は? BCPチェックリスト

現在の事業継続計画(BCP)の充実度をチェックリストで確認!

BCP見直しのポイント

  • 緊急時に事業を継続するための対策「BCP」。準備はできていますか?
  • BCPは災害対策だけでなく、テロや不祥事、ウイルスなど事業継続が困難となるあらゆる原因を想定する必要があります。
  • 基本的なBCPのチェックリストを活用して、緊急時の対策を今から始めましょう。

[2017年 9月12日]

事業継続計画(BCP)とは

BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)とは、不測の事態が起きた場合でも、被害を最小限に抑え、中核となる事業を継続、または早期復旧ができるよう、平常時に行うべき行動や、緊急時の対応などを取り決めておく計画のことです。

日本では1995年の阪神淡路大震災や、2011年の東日本大震災など、震災の際に注目を集めることが多く、防災計画として捉えられている一面もありますが、実はそれだけではありません。BCPとは、企業活動の継続が困難になり得るあらゆる事態を想定したもの。震災や台風などの自然災害はもちろん、テロなどの人的災害や、インフルエンザなどのウイルス、さらには不祥事など内的なリスクを含んだ計画も必要となります。

BCPでチェックすべき項目は? BCPチェックリスト

ここでは一般的にBCPでチェックするべき点をカテゴリーごとに紹介していきます。ぜひチェックして、既にBCPが作成されている場合はその再確認に、まだ作成されていない場合は、作成の際のポイントにご活用ください。

人的資源に対する備え

  • 従業員の安全を確保するための対策は採っているか
  • 勤務時間外・時間内に緊急事態が発生した場合、従業員との連絡手段を確保しているか
  • 出社が困難な従業員が出た場合、代行できる従業員を育成しているか
  • 定期的に避難訓練や心肺蘇生法などの訓練はしているか
  • 従業員が伝染病等に感染した場合の対応方針について策定しているか

金銭に対する備え

  • 一定期間、操業が困難な場合に発生する損失を理解しているか
  • 災害保険等の保険に加入しているか。また加入内容について理解しているか
  • 被災後の融資制度を把握しているか
  • 一定期間操業が停止しても、補填できるキャッシュフローを用意しているか

物資に対する備え

  • 会社周辺の災害時の危険性について理解しているか
  • 非常食や飲料水など、緊急時の備えはできているか
  • 事業に必要な設備などをリストで管理できているか
  • (仕入れが必要な場合)資材の調達ルートを確保しているか

情報に対する備え

  • データのバックアップは取っているか
  • オフィス以外の場所でバックアップを保管しているか
  • 顧客等の連絡先をリストで管理しているか。また連絡手段を確保しているか
  • システムが故障した際に、代替方法を用意しているか

総合的な備え

  • 会社が災害にあった場合、事業活動がどのような状況になるかを考えたことがあるか
  • 緊急事態の場合、会社のどの事業を優先的に継続・復旧すべきか、そのための対策を打っているか
  • 経営者が不在の場合、指揮をとるものを決めているか
  • 取引先および同業者等と災害発生時の相互支援について取り決めているか

判定結果

チェックの数が21~18

基本的なBCPの作成はできているようです。このほかにも自社の事業に沿った項目を追加するなど、さらなるBCPの充実を目指しましょう。

チェックの数が17~10

緊急時に対する意識は高いようですが、まだ充実度が足りないようです。まずは今回チェックが付けられなかった項目の拡充を進めましょう。

チェックの数が10個以下

緊急時の対策が早急に必要です。今回のチェックリストを参考に、まずは基本的なBCPの策定を急ぎましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? これまでの例を挙げるまでもなく、災害はいつ起こるか分かりません。ここに取り上げたものはあくまで一般的なもの。この他にも事業ごとに細かいチェックポイントを洗い出し、追加していくとよいでしょう。

大塚商会では、具体的なリスクの洗い出しに役立つ情報や、リスク対策におけるソリューションを提供しておりますので、BCP策定・見直しの際にはぜひご活用ください。

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