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世界で1日にやり取りされる電子メールの数は?

答え:2,153億

情報共有・会議システム経営基盤強化・リスク対策

誰からもらった名刺にもメールアドレスが記載されていることからも分かるように、今や人々のコミュニケーションに不可欠な存在となっているのが電子メールです。では、世界で1日にどのぐらいの量が送受信されているかに思いを巡らせたことはありますか?(IT Leaders特約)

電子メールの量、その現在と未来

仕事でもプライベートでも、何かとお世話になる機会が多い電子メール。一体、この地球上でどのぐらいの量がやり取りされているのでしょうか? こんな時に、たびたび参照されるのが、米国のThe Radicati Groupが発行している年次レポートです。

The Radicati Group

同社は、ICT分野を主な対象とする市場調査会社で、中でもコミュニケーション/コラボレーションの動向には豊富な実績を持っています。最新版は2016年3月に発表された「Email Statistics Report, 2016-2020」。そのExecutive Summaryによると、ビジネス/プライベート合わせて、1日に送受信されるメールの数は2,153億通であると報告しています。さらに今後4年間は年率4.6%で増加し、2020年末には2,577億となるとの興味深い数字を示しています。

The Radicati Group「Email Statistics Report, 2016-2020」

ちなみに電子メールのユーザー数でとらえると、現状は世界で26億人で、2020年末には30億の大台に乗ると見ています。世界人口が73億人と言われることからすると、かなりの高い数値であると言えるでしょう。

電子メールは今やビジネスに不可欠な基盤に

ビジネスシーンにおける取引先などとの連絡手段といえば、かつての主流は電話やファクシミリ。商社など、海外拠点とのやり取りが多いケースでは、テレックスもよく使われていました。また、事務所移転のお知らせやイベントの案内といった目的では、郵送のビジネスレターもまた大きな役割を担っていたものです。

その状況を大きく変えることになったのが、パソコンとネットワークの普及です。共に、1990年代の半ば以降に進化に弾みが付き、企業は先を争うように「1人1台のPC環境」を整え始めました。またインターネットの技術も同時並行的に広がりを見せ、その先に登場したのが電子メールです。コンシューマ分野では、その前にパソコン通信が流行ってユーザー同士で電子メールが使われていましたが、インターネットの台頭によって、よりオープンな環境へと移行してきた経緯があります。

相手に直ちに届くこと、複数の関係者に一斉同報できること、送った内容が手元にも残ること、オフィス文書などを添付できること、電話のように相手の都合を考えなくてもよいこと…。使ってみれば、電子メールならではのメリットは数多くありました。報告・連絡・相談という“お仕事の基本”にもどんどん利用されるようになり、やがて、ビジネスコミュニケーションの中核基盤として大きく成長することとなりました。

今でこそ誰もが当たり前に使っている電子メールですが、導入された当初は「今、パソコンでメールを送ったので確認してもらえますか?」とわざわざ電話をかけたりするようなこともありました。また「ccのbcc違いは何で、どんな目的で使うのか」といった研修を行った企業も多いことでしょう。それと前後して、誰もが名刺にメールアドレスを記載するようになったのです。

そんな話は遠い昔のこととなり、今では電子メールがなければ仕事にならないといっても過言ではない状況。出社して真っ先に開くのが電子メールという方も多いはずです。ずらりと並ぶ未読メールを一つずつ確認したり、必要に応じて返信したりするうちに午前の時間があっという間に過ぎて行く…。そうして皆さんが送受信しているメールが積もり積もって、冒頭で見た「毎日2,153億通」という数字が生まれているのです。

普及の陰で課題も浮き彫りになってきた

もっとも、電子メールも良いことずくめではありません。例えば、添付ファイルによる情報共有。後から探そうとするとうまく見つからない、似たようなものが複数あってどれが最新版か分からない、といったことは誰しも経験があるのではないでしょうか。そもそも、メールが膨大に届きすぎて、重要なものを見落としてしまうといった話も聞くようになってきました。

また、サイバー攻撃の最初の手段として電子メールが悪用されているのも多くが知るところ。マルウェアを仕込んだ偽装メールが横行し、ひとつ間違うと機密情報の漏洩といったトラブルに巻き込まれる危険性と常に隣り合わせになっているのが昨今の状況です。

仕事をもっとスムーズに進める上で“ポスト電子メール”となるコミュニケーション基盤はないものか──。一部には、そんな声も上がり始めました。プライベートの領域で普及が著しいSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のビジネス応用を探る動きはその一つです。

SNSの代表格と言えばFacebookやTwitter。Facebookの月間アクティブユーザー数は16億5000万人を超え、Twitterは3億人以上のユーザーを抱えて毎日5億を超えるツイートが投稿されるまでに成長しています。読者の方々の中にも、既に使いこなしている人が多いことでしょう。

往年の手紙のスタイルを電子化することがベースにあり、どこか形式張った色彩を残している電子メール。対して、ソーシャルの世界は至ってカジュアルかつ実利的です。それは、人と人とのつながりを中心に、何らかの出来事に触発されながら、簡潔かつ確実に伝えるべきことを伝えるコミュニケーションの新機軸に映ります。日々、膨大に生み出されるネット上の情報を共有する上での使い勝手にも優れています。こうした特徴を踏まえ、SNSそのものや、そのスタイルを踏襲した業務向けソリューションを活用する事例も出始めました。

とはいえ、ここまで普及した電子メールが突然、他の仕組みに置き換わることはないでしょう。あくまで電子メールが中核にあり、周囲にそれを補完する手段が模索されるといった状況がしばらく続くと思われます。その観点で、電子メールやSNSを巡る数字を見ていると、コミュニケーション/コラボレーション基盤を巡る世の変化が見えてくるかもしれません。

協力メディア

IT Leaders ( http://it.impressbm.co.jp/ )

「数字で理解するテクノロジーの進化と真価」協力予定メディア

ビジネス・IT系のメディアとの「数字」を切り口にしたコラボレーション記事です。ご期待ください。

東洋経済オンライン/JBpress
10月上旬に公開予定

プレジデントオンライン/JBpress
10月下旬に公開予定

IT Leaders
11月下旬に公開予定

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