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プロクリエイターに聞く「Adobe Lightroom CC」【前編】

LightroomとPhotoshopの使い分け

カメラマンの川上卓也氏に、実際の写真編集でCreative Cloudのどのアプリケーションを使っているか、どんな作業をしているかなどを、詳しく教えていただきました。

プロクリエイターに聞く「Adobe Lightroom CC」【前編】

現在 Adobe Creative Cloudフォトプランを利用しているカメラマンの川上卓也です。

現在カメラマンとしての多くの作業は、デジタル一眼レフカメラを使用する写真家向け編集ソフトである「Photoshop Lightroom」と、ご存じ「Photoshop」の二つのソフトで完了してしまうことが多いです。

仕事の流れとして、撮影時にカメラとパソコンを直接ケーブル接続できるときは、画像ファイルを直接転送する「テザー」で取り込んでいます。もちろん環境によってLightroomで取り込むときもあるし、純正ソフトで撮影時の調整をしながら取り込むときもあります。ただし、カタログは撮影ごとに作ります。全てをまとめて管理させる方法もありますが、仕事上、クライアントさんの立ち会いなどがあるので、他社のデータがカタログ内にあるのもよくないために撮影ごとにカタログを作るようにしています。

まずLightroomで、基本的な色の調整、明るさの調整を行います。仕事で使う一般的な調整から、作品作りのように自分の記憶色やイメージした色へ作り込むのはLightroomが向いていますね。

Photoshopはレタッチソフトとして使います。写真の加工にはPhotoshopの方が向いているので使い分けをきちんとできれば作業も効率的にできます。

以前友人と一緒に制作プロダクションをやっていた際はIllustratorやInDesignを使うことも多く、当時はAdobeのデザインパッケージを購入していました。印刷原稿を作る作業は全てを私一人で完結させるわけではないので、デザイナーや印刷会社との連携でInDesignやIllustratorのバージョンが決まってきます。実際InDesignのバージョンは、CS6です。デザイナーさんの意向でバージョン決定することが多いですね。後は印刷会社の対応も考慮されてきます。さすがにOS9でQuarkXPressという環境は私の周りではなくなりましたが、自分でバージョンを決められないというのが実情です。

とはいえ、そろそろMacOSがCS6の対応から外れてきています。まあ、Adobe Creative Cloudに移行していくのは必然の流れになりつつあるので、やはり新しいソフトにも慣れておかないと仕事にならないのも事実。

ということで考えたのがAdobe Creative Cloud コンプリートプラン。Adobeで契約することも考えましたが、後述する大塚商会ならではのサポートにも興味がありお世話になることにしました。

カメラマンだからといって撮ってばかりではありません。原稿を書くこともあるのですが、そこで盲点だったのがAdobe Acrobatでした。校正紙はウチの周りではほとんどPDF形式で戻ってきます。今までは古いバージョンのAcrobatを何の気なしに使っていましたが、Acrobat Pro DCにすることで校正をするのが楽になりました。

仕事で使うことを考えると、月決めの契約により毎月の経費として処理しやすいのはありがたいですね。会社など多数の契約では年契約より月契約が経費対応しやすいのではないでしょうか。クレジット払いではなく口座引き落としが可能というところも大塚商会ならではの魅力ですよね。ライセンス管理のサポートも手厚く用意されているのは安心できるところ。

Adobeのソフトに関するサポートもかなり助かるのですが、使う人向けのサポートがあるのは大塚商会ならではでしょう。ここは大変安心感があります。

使い方に関しても、Adobeで行っているイベント以外に大塚商会独自のキャンペーンやイベントが充実しているのは実にうれしい。自分の使い方以外でも、ここはこんな風にすればいいんだなどヒントがいっぱいあるので、仕事と表現への気づきがあります。実は大塚商会で契約することで、使い方ビデオが見放題というのも決め手の一つでした。効率よく狙った効果を出すために、このビデオにちりばめられたヒントをすごく便利に活用させてもらっています。

(写真・文/川上卓也)

(後編へつづく)

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川上卓也氏(著者)ご紹介

東京工芸大学工学部(旧 東京写真大学)卒業。写真家 伏見行介氏に師事(現MASH)。有限会社メディアートを経て独立。ビースタジオとして個人で活動し、コマーシャル、雑誌、企業案内を中心に撮影。カメラレビューなどの執筆も行っている。最近は、写真に触れてもらう機会を増やす活動として、NHKカルチャースクールなどで講座も開いている。近著には「Photoshop Lightroom CCで極める! プロの現像テクニックに学ぶ作品づくり(マイナビ出版)」「クリップオンストロボの実践ライティング(玄光社MOOK)」「マイクロフォーサーズレンズ完全ガイド(玄光社MOOK)」など多数。

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