Adobe(アドビ)製品のことなら、お気軽にお問い合わせください。

大塚商会 インサイドビジネスセンター

0120-434-466(平日 9:00~17:30)

インパクトのある企画書制作「Illustrator」編

センスではなく「テクニック」、魅せる資料の作り方

企画書のインパクトは、フォント、グラフ、統一感など、ちょっとした技で増大させることができます。Illustratorだからできる見せ方のテクニックをご紹介します。

インパクトのある企画書制作「Illustrator」編

本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。[動画再生時間:56分18秒]

この動画の内容をテキストでご紹介

Illustratorを使って、見栄えの良い、インパクトのある企画書を作る手法を解説します。表紙のタイトル文字を作成する、イラストを作成する、プレゼンなどに利用できるさまざまなテクニックをご紹介します。

Typekitは、Adobe CCユーザーであれば、無償で利用できるフォントサービスです。2017年9月27日から、新たなフォント提供が開始され、日本語書体としては171フォント、オープンフォントでは1万以上を利用できます。視認性が高く、デザイン性の高いフォントは、見栄えの良い資料作成には心強いサービスです。

「文字タッチツール」を使って、自由に調整します。ドラッグするだけでサイズや位置調整などができるので、直感的に作業できます。文字間の空きスペースは「文字詰め」で調整します。テキストを選択し、Windowsの場合はAltキー、Macの場合はoptionキーを押しながら、左右の矢印キーを押すと、文字と文字の間隔を調整することができます。

表紙に使用する桜のシンボルを作ってみます。楕円(だえん)形ツールで正円を二つ描画します。多角形ツールに持ち替え、三角形を作成します。シェイプ形成ツールで、なぞった部分のデータを削除してみます。Altキー(Macの場合はoptionキー)を押しながらドラッグしてなぞると、不要部分が削除され、花びらを描画できます。

アピアランスパネルの「変形」機能を使って、花びらを5枚に増やしましょう。作成した花びらを選択し、回転ツールに「72度」、コピーに「4」と入力しプレビューすると、四つの花びらが作成できます。アピアランスは一つのパーツを基準に自動コピーしています。ベースとなったパーツを変更すれば自動的にほかの部分も変更されます。

作成したデータをシンボル化してみます。花びらパーツをシンボルパネルにドラッグ&ドロップするだけで登録できます。「シンボルスプレーツール」は、今選択しているシンボルを、ドラッグするだけでスプレー状に吹き付けることができます。位置やサイズ、回転、間隔の調整を自由に行えるので、水しぶきや光などの表現に効果的に利用できます。

長方形ツールを使って、資料のヘッダーを作成します。見出し部分は、長方形を描画し、「ライブコーナー」で角を調整します。資料の全てに反映させるために、該当部分をバックグラウンドに保存します。編集から「すべてのアートボードにペースト」を選ぶと、全てのアートボードの同じ位置に情報が配置されます。

グラフを作成します。まず直線ツールで基準となる線を引きます。単位を表示するオブジェクトを作成し、カラーリング、位置などを微調整します。テキストで基準となる数値を入力したら、「アピアランス」を使って、ドラッグ&ドロップで配置します。パーツ部分をグラフィックスタイルに登録しておくと、後の修正作業も楽に行えます。

円グラフを作成します。Illustratorの中には「グラフツール」が用意されています。数値を指定して作成、グラフのエリアを指定して作成も可能です。各数値や単位を入力すればできあがりです。カラーリングは「オブジェクトの再配色」から実施します。「ハーモニールール」も利用できます。元のデータを基準に色を選ぶこともできます。

円グラフの一部分だけを拡大してみます。パーツを右クリックしてグループ化を解除し、任意のパーツをダブルクリックで選択。ドラッグ&ドロップで拡大縮小します。後は中央の部分が立体的になるよう、楕円(だえん)形ツールを使ってパーツを作成し、二つのオブジェクトを整列して、グラフに重ねます。

見栄えの良い資料には、統一感のある色設定が必要です。共通のテーマ、カラーなどを設定すると、見ている人にも伝わりやすい資料にできます。全てのアートボードを全体的に見えるようにするのも一つポイントです。共通ルールは、表紙のタイトルのサイズや書体、見出し、本文というような形で決定します。ルール決めをすることで統一感のある資料が作成できます。

Adobe Stockというのは、ロイヤリティフリーの素材を提供するサービスです。9,000万点もの素材が用意され、PhotoshopやIllustratorのライブラリパネルから、すぐ検索し利用できます。ライセンスで取得した画像はグループメンバーで共有もできます。Power Pointから直接探せるプラグインも用意されています。

Creative Cloudならではのサービスとして、ファイルのストレージ機能を備えています。作成したIllustrator、Photoshopのデータなどをストレージから転送できます。そのデータはコピーしたり、編集権限を付与したり、スマートフォンからの転送することも可能です。コンプリート版の場合、最大100GBのストレージをご利用いただけます。

  • *Typekitは2018年10月よりAdobe Fontsに名称変更しています。

本動画でのご紹介サービス

  • Adobe Stock

    豊富な商用利用可能素材(写真、イラスト、3D、テンプレートなど)を提供するストックフォトサービスです。各アプリケーションと連携して、検索・試用・購入がスムーズに行えます。

  • Adobe Fonts(旧Typekit)

    Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるフォントライブラリサービスです。日本語フォントの定番であるモリサワ書体も一部利用可能です。

  • Creative Cloudファイル(ストレージ)

    Adobeが提供するクラウド上のストレージ(ファイル置き場)に簡単にアクセスできます。ほかのユーザーとのファイルの共有やバックアップに便利です。

「インパクトのある企画書制作」シリーズ(後編)

Adobe(アドビ)製品 導入事例をご紹介

ナビゲーションメニュー