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「Adobe MAX」最新情報 2017

「全方位のアップデート」「サービス周りの拡充」「AI(機械学習)」

世界最大のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX」で発表されたアプリケーションやサービスの最新情報と、さまざまなテクノロジーについてご紹介します。

「Adobe MAX」最新情報 2017

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Adobe MAX 2017について

2017年11月に実施された、世界最大のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX」での最新発表をご紹介します。CC(Creative Cloud)がスタートして5年たち、いろいろなサービスが充実してきました。今回のMAXではCCの「全方位のアップデート」「サービス周りの拡充」「AI(機械学習)」について発表がありました。

CCの新登場アプリ1「XD」

一つは、XDです。スマートフォンやモバイルサイトの作成や、ゲーム、アプリケーションのモックアップ、プロトタイプの作成ができる製品です。クライアントに動きを見せ、制作の手戻りを簡素化できます。「ワイヤフレームからカンプまでのデザイン制作機能」「動作確認用プロトタイプの設定機能」「実機などでの共有やコメントなどフィードバックを得る機能」があります。

デモ画面でご紹介します。四角や矩形を使いモックアップをデザインします。「プロトタイプモード」に切り替え、どの画面と、どの画面がつながり遷移するのかを選択します。直感的な作業が可能です。「デスクトッププレビュー」の場合は、挙動を録画できます。「デバイスプレビュー」機能を使うと、実機で挙動をご確認いただけます。

CCの新登場アプリ2「Demension」

続いては「Dimension」を解説します。2Dと3Dのデータを一緒にして広告デザインなどを行うための製品です。3Dモック配置後、背景の2D画像と合成し作業を進めます。画面は、コーヒーカップのモックを配置し、カップ部分、ふた部分にそれぞれテクスチャーを設定後、ロゴマークを配置しています。角度やサイズの変更は直感的に行うことができます。

テーブルの2Dの画像と合成してみましょう。背景に画像を流し込むと「画像から環境を設定」が出てきます。これにより、Dimensionが光や影のバランスを自動調整してくれます。最終的に、pngまたはpsdに書き出すことが可能です。書き出しデータをPhotoshopで開くと、レンダリングされた画像、背景画像が別々のレイヤーになっています。

CCの新登場アプリ3「Lightroom」

CC 2018バージョンに、個人版のみ「Adobe Lightroom CC」があります。従来製品は「Lightroom Classic」としてご提供しています。2018バージョンは「Lightroom モバイル版」と同じようなUIを使ってraw現像などの補正が行えます。クラウドと連携し、モバイル端末と一緒に使っていただく製品です。

CCの新登場アプリ4「Charactor Animator」

「Character Animator」は、PhotoshopやIllustratorで作成した2Dのキャラクターに簡単なアニメーションを設定します。唇を動かしてキャラクターがしゃべるようなコンテンツの制作にお薦めです。キャラクターの体の各パーツをレイヤーで分け、動きを連動させる動画やWebカメラ内の人に、パーツ単位で連動を細かく設定します。

CCの新登場アプリ5「Fuse」(ベータ版)

「Fuse」は、Photoshopで扱うことができる3Dキャラクターが作成できます。用意された基本ラインを読み込み、後はパーツ単位でカスタマイズします。腕の太さ、髪の長さ、洋服などの調整はもちろん、口角を調整して表情も作成できます。作成後は「Creative Cloud ライブラリ」経由でPhotoshopにデータを転送します。

「Photoshop」最新機能

これまで別ファイルに画像やテキストデータをコピー&ペーストができませんでしたが、今回からできるようになりました。それ以外には、パスを扱っての作業に大変便利な、パスを大きさ、太さの変更が「環境設定」で実施できるようになりました。作業効率が上がる機能が追加されました。

「Illustrator」最新機能

画面のユーザーインターフェイスが大幅に変更されました。たくさんのパネルを使った設定が、プロパティパネル一つで完結できます。また、「パペットワープ」機能が追加されています。基準点を決めてそこから先までを部分的に動かし、それ以外を固定させて、オブジェクトの角度を微調整できるようになりました。

「InDesign」最新機能

InDesign用の日本語テンプレートを数多くご用意しました。Adobe Stockから無償ダウンロードできます。テキストや画像の部分を差し替えればそのまま印刷用途に利用できるテンプレートとなっています。それから、新機能として「囲み罫」を段落スタイル内で設定できるようになりました。これまで、テキストと長方形を重ねる形でしたが、一つのオブジェクトで対応できます。

「Premiere」最新機能

今注目されている360 / VRのワークフローを採用しました。VR用カメラなどと連携してPremiere内で編集できるようになっています。どの画面を見てどんな風にテキスト情報が表示されるか確認できたり、新規シーケンス作成時のVR設定ができたりするようになりました。設定は全部エフェクトでカスタマイズできますので直感的な操作が可能です。

その他最新機能

Web系アプリであるDreamweaverやAnimate、Museのパフォーマンスがアップしました。サービスは、Typekitが2017年10月から日本語171書体、欧文書体10,000書体以上がご利用いただけ、Adobe Stockは、一億点ものロイヤリティフリー素材をご提供しています。(2017年11月時点)Power Pointから直接アクセスできるアドオンも無償公開しています。

Adobe Sensei

AI機械学習「Adobe Sensei」の最新のテクノロジーを解説します。例えば、手書きイラストを分析し、それに似た素材をAdobe Stockから自動検索、提案します。背景画像を探した場合、先の素材を合成したイメージも、切り抜きした状態で提案します。また、判断のターニングポイントを認識し、違う分岐だった場合の素材の提案もできるようになっています。

  • *Typekitは2018年10月よりAdobe Fontsに名称変更しています。

本動画でのご紹介サービス

  • Adobe Stock

    豊富な商用利用可能素材(写真、イラスト、3D、テンプレートなど)を提供するストックフォトサービスです。各アプリケーションと連携して、検索・試用・購入がスムーズに行えます。

  • Adobe Fonts(旧Typekit)

    Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるフォントライブラリサービスです。日本語フォントの定番であるモリサワ書体も一部利用可能です。

Adobe(アドビ)製品 導入事例をご紹介

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