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30秒企業ムービーをカンタン作成[初級編]

情報伝達は、静止画から動画へ

より多くの情報をお客様にお伝えする動画コンテンツが注目されています。画像編集スキルや専用機材不要の、誰でも簡単に実施できる動画編集をご紹介します。

30秒企業ムービーをカンタン作成[初級編]

本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。[動画再生時間:58分14秒]

この動画の内容をテキストでご紹介

はじめに

「Premiere Pro」を使った30秒企業ムービーを簡単に編集・制作する方法をご紹介します。初めての方向けに、使い方の基本やポイントも解説します。動画作成には「機材が高額すぎる」「手軽に情報発信したいが編集技術がない」という課題がつきまといます。しかし、スマートフォンやPC、手元の写真など、身近にある器材・素材で手軽に作成することができるのです。

動画用絵コンテをXDで作成

動画作成は、機材・素材・媒体・画角・長さと、用途がポイント。動画は最初の15~30秒が勝負です。伝えたいメッセージや情報を整理するために「XD」で絵コンテを作成してみます。紙面サイズを決め、「枠」となる長方形を描き、ツールを使って一気に複数個複製します。事前準備したテキストや画像を、枠内にドラッグ&ドロップするだけで簡単に絵コンテができました。PNGやPDF形式での書き出しも可能です。

「Premiere Pro」画面のUI(ユーザーインターフェイス)について

作成した絵コンテをベースに「Premiere Pro」で動画編集します。起動後表示される「プロジェクト」「タイムライン」「プログラム」「ソース」、四つの領域を覚えておきましょう。「プロジェクト」は動画に使用する画像、動画などの素材が格納されます。「タイムライン」は編集中の動画の時間軸を、「プログラム」は編集状態を、「ソース」は素材の情報をご確認いただけます。

動画データの読み込み・設定・タイムラインの調整

動画を「プロジェクト」に読み込みます。動画や音声など時間軸を持つデータをタイムラインで読み込むと、自動的に「シーケンス」という再生環境やサイズ、品質を確認・設定できるものが表示されます。新規作成時は、シーケンスのプリセットから画角やフレームレートを選択して作成します。タイムラインでは、どの動画がどこに配置されているかが分かります。タイムラインのフレームを削除したり引き延ばしたりして表示時間を調整します。

動画データ以外の読み込み

動画だけでなく、ロゴやAdobe Stockの素材も配置できます。ライブラリーパネルを使ってPhotoshopやIllustratorで作成した素材を読み込むこともできます。psdなどのレイヤー構造を持つファイルはPremiere Proでもその構造を保ったまま読み込むことができます。

よく使用される効果(エフェクト)の設定

部分的に動画速度を変更できます。「速度:デュレーション」というメニューからカスタマイズできます。ブラックバックにテキストを組み合わせるようなことも「ブラックビデオ」メニューから選択できます。画面の切り替え時に効果を設定することも簡単です。「エフェクトパネル」から効果を選択し、動画切り替え前後のタイムラインをドラッグするだけで設定できます。

視認性の高いテキストが無償「Typekit」

テキスト入力も可能です。フォントを映像で利用する場合は、利用条件が厳しいことがあります。Creative Cloudで提供している「Typekit」を使って、視認性の高い、無償で利用できるフォントでテロップやキャプションなどを作成しましょう。また、テキストのフェードイン・アウトなどの効果もパネルから簡単に設定できます。

見栄え良い素材・テンプレートを活用「Adobe Stock」

「Adobe Stock」を使ってさらに見栄え良くしていきましょう。通常の写真・イラスト素材だけではなく、「Premiere Pro」用のモーショングラフィックテンプレートも多数用意されています。テンプレートをダウンロードし、素材をはめこんでテキストや色などをカスタマイズしていくだけで簡単に動画作成することができます。

動画の書き出し

動画を書き出します。「メディアエンコーダー」が立ち上がり、さまざまな形式で書き出しが可能です。プリセットから用途や画角の違いで書き出し方法が選択できます。CC2018から複数のファイル形式を同時書き出しが可能になり、書き出し待ちの無駄な時間が減少できました。1時間もたたずに本格的な動画が簡単に制作できます。

スムーズなデータ共有

Creative Cloudには「ファイルストレージ」の機能が用意されています。デスクトップとストレージ、モバイル端末を常に同期できます。URLを送付する「リンクを送信」形式、直接アクセス権を与える「招待」形式など、自分以外の人とのデータ共有も行えます。Creative Cloudは1ライセンスで2台の端末にインストールできるので、端末で作業切り分けの際もストレージ機能が重宝します。

  • *Typekitは2018年10月よりAdobe Fontsに名称変更しています。

本動画でのご紹介サービス

  • Adobe XD CC

    Webサイトやモバイルアプリのデザイン、プロトタイプ作成、共有までを一つのアプリで実現するUX/UIデザインツールです。

  • Adobe Stock

    豊富な商用利用可能素材(写真、イラスト、3D、テンプレートなど)を提供するストックフォトサービスです。各アプリケーションと連携して、検索・試用・購入がスムーズに行えます。

  • Adobe Fonts(旧Typekit)

    Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるフォントライブラリサービスです。日本語フォントの定番であるモリサワ書体も一部利用可能です。

  • Creative Cloudファイル

    制作チームのほかのメンバーとファイルを共有したり、会社と自宅で同じファイルの作業をしたりといったことが可能になり、作業効率のアップにつながります。同期機能を使ってパソコン上のファイルと常に同期できます。

Adobe(アドビ)製品 導入事例をご紹介

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