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建築業界必見! Photoshopで資料作成をさらにカンタンに見栄え良く[初級編]

建築業界で「よく使う」PhotoshopのTips集

建築業で取り扱う写真の補正や加工、資料用の素材準備は、Photoshopの三つの基本機能を知るだけで、見栄えと作業効率をダブルで向上できます。

建築業界必見! Photoshopで資料作成をさらにカンタンに見栄え良く[初級編]

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三つの基本機能「色調補正」「不要なものを除去」「切り抜き」で見栄えを調整

「建築業界必見! Photoshopで資料作成をカンタンに見栄え良く」と題して、Photoshopの三つの基本機能を使って画像や資料の見栄えを良くする方法を解説します。例えば、建築業界の画像や見栄えに関する課題である、写真に写る影の除去、明るさやゆがみの調整、画像素材の準備など、Photoshopで解決できる使い方をご紹介します。

低解像度の画像を、高解像度に変更

「イメージ」-「編集」からの「画像の解像度」で変更します。最新版で「ディテールを保持 2.0」が搭載され、解像度引き上げ時の補正が従来の「バイキュービック法」より自然な形に仕上げられます。発生したカラーノイズは、「フィルター」-「Camera Raw フィルター」の「カラー」「シャープ」などで微調整します。

ぼやけた写真の補正

従来のトーンカーブではなく「Camera Raw フィルター」で行います。色温度、露光量、コントラスト、シャドウ、粒子などの「スライダー」で調整します。白黒写真も一瞬で作成でき、各色のチャンネルを動かすと白黒でも深みを出せます。「明瞭度」を調整すると少しぼけ感のあるファンタジックな写真にできます。

ゆがんだ写真の補正

魚眼レンズ特有のゆがみを補正します。「Camera Raw フィルター」-「レンズ補正」を選択し、「ゆがみ」のスライダーを動かして補正します。「変形」を選択し、垂直・平行方向、縦横の比率・拡大縮小が微調整できます。「アップライトテクノロジー」をautoにするだけで、アオリの写真を垂直方向に自動補正することができます。

施工後イメージを、もっと分かりやすく見栄え良くする(写真内の不要な電線を消す)

最初に「スポット修復ブラシツール」で電線部分を消します。次に「スポット修復ブラシツール」で調整がきれいにできない部分を「Vanishing Point(バニッシングポイント)」という、自動的に遠近感を設定してくれる機能を使って補正します。選択した4点の内側をバースとし、細かくコピー&ペーストと拡大縮小していくと、きれいに仕上がります。

施工後イメージを、もっと分かりやすく見栄え良くする(写真の壁面にロゴデータ貼り付け)

Illustratorで作成されたロゴデータをコピーします。次に、写真上で「Vanishing Point(バニッシング ポイント)」を選択し、面を設定します。選んだ4点の枠は、必ず青にします。その後、枠内にロゴデータをペーストします。変形ツールで自在に調整できるので、回り込み、サイズ変更など、さまざまな設置イメージがご確認いただけます。

「切り抜き」の精度向上(「クイック選択ツール」-「被写体を選択」機能)

建築物の内装イメージの確認方法をご紹介します。写真内から観葉植物部分を切り出し、後ろに壁紙を貼るイメージを作成します。観葉植物を切り出しは葉部分がギザギザして選択が困難ですが、「被写体を選択」で細かくきれいに選択されます。「選択とマスク」で選択部分を微調整します。切り出し後、壁紙となるパターンを配置し完成です。

スマートオブジェクトの活用(レイヤーの自動整列・画像のスタック)

「スマートオブジェクト」は、画像へかける効果を全てレイヤー化し、画像劣化を防げます。これを応用し、同場所の複数写真から全通行人を消去した画像を作成します。全写真を別レイヤーに読み込み、全レイヤー選択後、「レイヤーを自動整列」を押下します。全レイヤー共通表示のものが基準となり位置がそろえられます。「画像のスタック」-「中央値」を選択すると、共通表示以外のものを全て消去した画像が作成されます。

会社入口の壁などにロゴを取り付けたようなイメージの作成

建築業の方にご利用いただける素材をご紹介します。ライブラリパネルから「Creative Cloud マーケット」を選択し、検索部分に「壁」と入力します。ライブラリパネルに読み込まれた素材について、スマートオブジェクト化されているテキスト部分を任意の名前に変更するだけで、簡単に画像のテキスト部分が差し替わりました。

Adobe Stockで素材を探す・使う

「Adobe Stock」には、3Dモデルなどを含め、数多くの素材が用意されています。Photoshopを利用する名刺、チラシ、ポスターなどのテンプレート、看板、壁紙の設定イメージが確認できるものもあります。プレビュー画像を使ったシミュレーション後に素材購入でき、Power Pointや、Wordなどでも素材がご利用いただけます。

Typekitでさらに視認性を高める

Creative Cloudには「Typekit」という視認性が高く、見栄え良いフォントを無償提供するサービスが用意されています。日本語書体だけでも173書体あり(2018年5月時点)、使いたい書体をPCにインストールするだけで利用可能です。ユニバーサルデザインにまつわる書体も用意されているので、視認性の高い資料作りにも役立てることができます。

つながることで効率化し、デザインにかける時間を確保できる

Creative Cloudで作成したパーツは「ライブラリパネル」で複数の人と共有できます。誰と共有するのか、その人は編集できる、または閲覧するだけを指定することができます。これを利用し、従来より87%も作業効率が上がったというデータもあります。グループ版のご利用のお客様には100GBのストレージ環境を準備しています。端末に依存することなくデータを共有することが可能です。

  • *Typekitは2018年10月よりAdobe Fontsに名称変更しています。

本動画でのご紹介サービス

  • Adobe Stock

    豊富な商用利用可能素材(写真、イラスト、3D、テンプレートなど)を提供するストックフォトサービスです。各アプリケーションと連携して、検索・試用・購入がスムーズに行えます。

  • Adobe Fonts(旧Typekit)

    Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるフォントライブラリサービスです。日本語フォントの定番であるモリサワ書体も一部利用可能です。

  • Creative Cloudファイル(ライブラリー)

    制作チームのほかのメンバーとファイルを共有したり、会社と自宅で同じファイルの作業をしたりといったことが可能になり、作業効率のアップにつながります。同期機能を使ってパソコン上のファイルと常に同期できます。

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