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最先端のデザインはこれだ!「Adobe MAX」より最新デザイン情報をお届け

Adobe Senseiがサポートする「作業スピードのさらなる高速化」

2018年10月に米国で開催された「Adobe MAX」、11月に横浜で開催された「Adobe MAX JAPAN」のイベント内で発表された最新技術を凝縮してご紹介します。

最先端のデザインはこれだ!「Adobe MAX」より最新デザイン情報をお届け

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本日は「最先端のデザインはこれだ! Adobe MAXより最新デザインの情報をお届け」と題しまして、Adobe MAXで発表された新しい製品や機能、さらには現在開発中のアプリケーション情報について解説していきます。

Adobe MAXのイベントでは大きなテーマとして三つの柱が掲げられました。
作業スピードのさらなる高速化や、クリエイティビティの解放、そしてあらゆる物を制作可能にするシステム。今日はこの中から、作業スピードのさらなる高速化、という部分にフォーカスを当ててご紹介します。

クリエイティブ作業に集中できる環境をご提供するための人工知能

Adobeでは一昨年からAdobe Sensei(アドビ センセイ)という名の人工知能、AIの技術が各アプリケーションに搭載されています。Adobe Senseiを使うことで誰もが手間のかかる作業を省略し、デザインに集中できる環境をご提供することができます。その中から中心となるアプリケーションをご紹介していきます。

まずはPhotoshopの画面を開き、中央にある車を消して風景だけに仕上げてみましょう。画面上部にある「被写体選択」というボタンを押すと、Adobe Senseiが選択範囲を自動的に認識し、車だけを選択することができました。編集メニューにある「コンテンツに応じた塗りつぶし」を選ぶことで画面中央には塗りつぶしが行われた結果がプレビューで表示されます。消したい部分をドラッグするだけで結果が変わるため、より簡単なデザインが可能です。また別のレイヤーにコピーすることもできるため、ビフォーアフターの見比べも容易に行うことができます。

続いて羽が千切れてしまったチョウの写真を修整してみましょう。千切れた羽の部分を「なげなわツール」で大ざっぱに選択し、「コンテンツに応じた塗りつぶし」を選びます。この状態でもAdobe Senseiが自動で情報を取得し自然な感じに仕上げてくれます。しかし紋の部分が修復できていないため、逆側の羽を選択範囲に追加し水平方向に反転させる許可(ミラー機能)を与えます。するとAdobe Senseiが詳細な情報を認識し、より自然な状態に修復してくれました。

今度はIllustratorです。それぞれリボンの色が異なる複数のデザインをご用意しました。オブジェクトを選択してプロパティパネルの下部にある「オブジェクト一括選択」を押します。すると似ているシェイプが自動的に選択され、サイズの変更、色の修正などを一括で行うことができます。また、このデータはグループ化されていても自動での選択が可能なため、グループ化の解除といった手間はなくなります。

昨年から登場したアプリケーション「Dimension(ディメンション)」をご紹介しましょう。
Dimensionの画面を開くと、左側には3Dモデルなどが用意されています。まずはスターターセットの中にある、四角の3Dデータをカンバス上にドラッグして読み込みました。読み込んだ3Dデータは各パーツごとに取り外すことも可能で、素材をアルミのようなマテリアルにしたり、柔軟なデザインが行えます。

PhotoshopやIllustratorを使っている方であれば、事前に用意したラベルのデータなども、ライブラリーパネルからドラッグ&ドロップでマッピングすることができます。JPEGなどの画像を開き「画像から環境を設定」というボタンを選ぶと、Adobe Senseiが画像を解析し、そのまま3Dデータに反映することができます。このようにDimensionは3Dの専門知識がなかったとしても、既存の3Dデータとの組み合わせが容易に行えます。

Web制作に役立つ新機能

DreamweaverなどではCFに対応したアップデートや、今までできなかったCSグリッドのプレビューが可能になりました。またNode.jsのアップデートにも対応しています。
Adobe Flashから名前が変更になった Animate(アニメイト) CC、こちらもマイクロインタラクションに対応したアニメーション機能やリップシンクといったアニメーションを作るうえでの重要な機能が搭載されています。

今日はWeb製品の中から昨年から登場した「Adobe XD(エックスディー)」の新機能をご紹介しましょう。XDは今月ver.14にアップデートされ、レスポンシブWebサイトのデザインカンプを作成する機能が搭載されました。アートボードを選び、右側にデザイン用のオプションがありますので、そちらがONになっていればドラッグするだけで、そのサイズピッタリに追従するデザインが行えます。

複数のアートボードの同じ位置に、同じアイコンを配置することができる「シンボル化」という機能をご紹介します。まずお好きな画像をカットした後、アートボードを全て選択します。編集メニューからペーストを選ぶと、同じ位置に同じシンボルが配置されました。シンボル化している状態であれば、どれか一つを修正すればほかのアートボードに配置されているアイコンも自動で修正されます。

XDには待望のマイクロインタラクションの機能が搭載されました。自動アニメーション機能を活用すれば、左から右のアートボードに画面を切り替え、紙芝居のようなアニメーションを作成できます。XDのデータをAfter Effects用に書き出すことも可能になりましたので、マイクロインタラクションやアニメーションを、After Effectsで作成することができます。ほかにもプラグインの利用が可能になるなど、2018には60種類以上の新機能が搭載されています。

新しい動画編集アプリはタブレットでも直感的に編集

Premiere Rush(プレミア ラッシュ)を使えば、PCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスに関わらず、同じデータを使用して直感的な編集作業が行えます。iPadの編集画面の左下にある「Creative Cloudと同期」にチェックを入れますと、Creative Cloudのストレージ上に自動的に編集データが反映され、PC上で続きの作業を行うことができます。トリミングや再生順の入れ替え、ピクチャーインピクチャー、色調整、タイトルやテロップの追加などさまざまな編集が可能です。

Adobe Rushの自動ダッキング機能を活用すれば、シーンに合わせてBGMの音量を変える、といった作業を簡単に行うことができます。画面の右側にオーディオというボタンがありますので、そこから「詳細」を選び「自動ダッキング」にチェックを入れます。するとAdobe Senseiが自動的に認識しますので、画面の下のタイムライン上をご覧ください。ボリュームの適用量を調整することで、人の声をどのぐらい生かすのか、といった部分まで調整することが可能です。

TypekitからAdobe Fontsへ

従来Creative Cloudでは、Adobe Typekitというフォントサービスをご提供していましたが、10月のアップデートで「Adobe Fonts(アドビ フォンツ)」という名前に変更となりました。それに合わせて、Webフォントとして利用できるフォントが無制限となり、幅広い環境でご活用いただけます。2018年11月の最新アップデートでは15,000を超える欧文フォント、185の日本語フォントがご利用できます。

色でも探せる! 検索が強化されたAdobe Stock

Adobe Stockというロイヤリティフリーの素材提供サービスでは、1億2500万点(2018年11月時点)もの素材をご提供することができるようになりました。さらにGoProとのパートナーシップにより、Adobe Stock専用のコンテンツなどもご利用いただくことができます。画像を探す際には、写真に含まれる色でフィルタリングできたりと、検索エンジンが非常に強化されています。

New Generation(2019年発売予定のアプリケーションのご案内)

Adobe MAXではNew Generationと題しまして、次世代の情報も公開されました。2019年にはiPad版のPhotoshopが登場すると発表され、Twitterのトレンドにもなりました。今回はAppleと共同で開発を進めており、iPadに最適化されたPhotoshopをご利用いただけます。またこのPhotoshop、複数のデバイス間で利用可能ということで、PC、スマートフォン、iPad、それぞれ同じ環境で操作ができるように開発が進められています。

Project Gemini(プロジェクト ジェムナイ)というお絵描き用のアプリケーション(iPad版)が発表されました。ベクターとビットマップ両方の性能を兼ね備えており、既にプレリリースに向けて動き出しています。来年からのご提供を予定しているため、絵を描かれるお仕事をされている方は、よりクリエイティブな作業に集中することができます。

2019年にはProject Aero(プロジェクト エアロ)というアプリケーションが出てくる予定です。複数のデバイスに対応したARのオーサリングツールであり、空間の中でスマートフォンを掲げるだけで、その中に3Dのキャラクターやオブジェクトが表示され、ユーザーの方はスマートフォンを見ながらさまざまな展示物を見ることができる、そんなコンテンツが実現できます。

Sneak Peek(開発中のアプリケーションのご案内)

現在開発中のアプリケーション「Fantastic Fold(ファンタスティック フォールド)」を活用すると、展開図から画像などを配置して、3Dデータにプリントアウトすることができます。3D化されているデータにオブジェクトを配置すれば、そのデータが展開図の方に反映されるため、手間のかかる作業を簡略化することができます。

もう一つの開発中アプリケーション、Font Phoria(フォント フォリア)をご紹介しましょう。
Font Phoriaを使用すれば、制作したテキストデザインを複製することができます。複製したテキストはテキスト情報を保持しており、打ち直しや書体を変えることも可能となっています。

最後にAfter Effects(アフター エフェクツ)の開発中の機能をご紹介しましょう。動画内の一部分を消したい時、従来の手法ではワンフレームずつ切っていく必要がありました。しかし、新しい機能では、選択した部分を自動で認識しバックグラウンドでAdobe Senseiが動くことで、影なども自然な形で削除することができます。

本動画でのご紹介サービス

PhotoshopやIllustratorをはじめ、Adobe XD、Dimensionなどのクリエイティブ制作に役立つアプリケーション一覧です。

素材のAdobe Stock、フォントのAdobe Fontsなど制作アプリケーションの環境をさらに便利にするサービス一覧です。

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