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プロクリエイターに聞く「Adobe Lightroom CC」【後編】

かゆいところに手が届くアプリケーションやサービス

カメラマンの川上卓也氏に、Creative Cloudの各アプリケーションやサービスを、どのように現場で使っているか、使い心地とともに教えていただきました。

プロクリエイターに聞く「Adobe Lightroom CC」【後編】

これまでは、写真関連に関しては、PhotoshopにしろPhotoshop Lightroomにしろ、どのバージョンで仕上げても最終ファイルが規定のjpgやTIFだったので、単に使いやすさなど考えてバージョンアップしてきました。

コンプリートプランに変更して最初に思ったことは、旧バージョンもCS6(Creative Suite 6)から入れられるんだということでした。こうなると、InDesignもIllustratorも再インストールしてAdobe Creative Cloudで管理したほうがすっきりする。管理は結構手間に感じていたので、CS6もCCも一元管理できるのはすごく助かっています。また、CS6以前のバージョンへのダウングレードも申請すればいつでも受け付けてくれるそうで、安心感があります。以前はバージョンごとにシリアルコードを管理していかなくてはいけなかったのですが、Creative Cloudだとライセンスの管理がグッと簡単になります。いつでも使いたいバージョンを使える安心感もありがたみの一つですね。

大塚商会で「Creative Cloudコンプリートプラン」を契約すると、Creative Cloudファイルは100GB(単体版契約でも20GB)になりファイルのバックアップや共有も楽になりました。共有して作業を進めていくうえで100GBの容量は武器になります。また、進行中の作業用のバックアップとしても有意義に使うことができます。

通常の作業環境は、ローカルに2重バックアップをとりながら進めています。作業HDDとバックアップHDDにバックアップしながらやっていますが、Creative Cloudファイルもここに加えるとさらに安心感があります。自分の環境だけだと連鎖的におかしくなることがあったので、今後Creative Cloudファイルへのバックアップも積極的に活用していこうと思います。

「InDesign CC 2017」と「Illustrator CC 2017」を入れて、以前制作したムック本のデータを見ながら軽く作業してみましたが、同じ系列のソフトだけあって、違和感なく使えています。CCになり新しい機能も追加されていますし、使い勝手はさらによくなっているようです。

「Illustrator CC 2017」で驚いたのがInDesignで標準の「パッケージ」機能が加わったことでしょうか。ペラもの(1枚もの)の制作などでは、InDesignを使うよりIllustratorを使用することが多く、いつもその度にファイルを集めて自分でパッケージを作っていました。こんな作業の際に何度かファイル添付が間違って送り直したりしたこともあったので、InDesign同様にIllustratorでも自動でファイルを集めてくれるのは非常に助かる機能です。やはり新しいものは使いやすくなって、ユーザーのフィードバックも反映されているんでしょうね。

また、Typekitフォントもありがたい。モリサワか小塚系をメインで使うことが多いので、Mac標準の小塚で組んでくるデザイナーさんが多いです。モリサワのPASSPORTに加入しており、基本的に一番多いのはモリサワ系ですが、欧文の飾り系などのフォントは選ぶ範囲が多いほどうれしいので、Typekitフォントは役立ちそうです。

Creative Cloudにしたらいろんな機能がついてくるのはうれしいですよね。実際ソフトのバージョン以外考えてなかったんですが、バージョンダウンという選択が残されていることに加えて、以下3点が特にコンプリートプランにする価値を感じた点です。

  • CS4から最新版まで対応してくれていること
  • ライセンス管理が非常に楽になったこと
  • 「Creative Cloudファイル」や「Typekitフォント」などアクセサリー的なものがかゆいところに手が届く感じで用意されていること

これを機会にmobileアプリも試してみたところ、Web関連の写真などは、iPadなどで確認できたり補正できたりするのも使えるかなと思いました。紙媒体だけが仕事ではなくなってきているので、iPadやiPhoneなどで見え方の確認をとるのも必要な時代になってきました。その点では、Adobeさんのmobileアプリが充実しているのは安心感がありますね。

やはり、CSからCCへの移行は正解でした。最新バージョンから旧バージョンまで使用できるというのはライセンス管理の面でも非常に安心できることですね。Creative Suiteを使い続ける人にはそれぞれやむにやまれぬ事情があるのかもしれませんが、実はよく調べてみるとその「事情」はCreative Cloudで解決されていることが多そうで、そうするとCCのメリットだけが際立ってくることになります。道具として日常的にアドビ製品に接することが多い人たちにこそ、大塚商会に面倒なところはお任せしながら“いいとこどり”のできる「たよれーる Adobe Creative Cloud」をぜひ検討してほしいな、と思いました。

(写真・文/川上卓也)

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川上卓也氏(著者)ご紹介

東京工芸大学工学部(旧 東京写真大学)卒業。写真家 伏見行介氏に師事(現MASH)。有限会社メディアートを経て独立。ビースタジオとして個人で活動し、コマーシャル、雑誌、企業案内を中心に撮影。カメラレビューなどの執筆も行っている。最近は、写真に触れてもらう機会を増やす活動として、NHKカルチャースクールなどで講座も開いている。近著には「Photoshop Lightroom CCで極める! プロの現像テクニックに学ぶ作品づくり(マイナビ出版)」「クリップオンストロボの実践ライティング(玄光社MOOK)」「マイクロフォーサーズレンズ完全ガイド(玄光社MOOK)」など多数。

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