Clip #289 MSXマシンすごかった~

2017年4月7日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週は、アスキーより1983年から発行された月刊MSXマガジン初代編集長の田口旬一さんをゲストに迎え、【MSXマシンすごかった~】と題してお送りします。

MSX(エム・エス・エックス)は、1983年に米マイクロソフトとアスキー(現・KADOKAWA アスキー・メディアワークス)によって提唱されたパーソナルコンピューター規格で、Sonyを始めとする日本企業を中心にした世界の家電メーカー25社から世界市場に向けて発売されました。

日本でも当時は松田聖子さんが「聖子のHiTBiT」というテレビCMで一大キャンペーンを展開したほか、他社もアイドルタレントなどを起用してキャンペーン展開するなど大きな話題となりました。

当時マイクロソフトの極東担当副社長で、アスキーの副社長だった西和彦氏が、パソコン販売に出遅れた家電メーカーを束ね、西氏が主導権を握る形でMSX規格が考案されました。参加したメーカーそれぞれが、音楽や映像など各社の得意な分野を生かして、それぞれ独自で刺激的なパソコンを発売したのです。その提唱者であった西氏の下で、MSXマガジン編集長として活躍されたのが田口さんでした。この辺りの秘話もたっぷりとお話しいただいています。

私も日本初の家電メーカーが作るおしゃれでクリエイティブに使えるMSXに未来を感じ、MSX編集部に作品を持ち込んで、MSXマシンをお借りし、MSXマシンで特集の扉などにイラストレーションを描いたり、MSXでお絵かきをするページを担当したりしたものでした。

今回のAppleCLIPでは、Macintoshに先駆けて誰でも使いやすいパソコンを開発した経緯や、MSXマシンとはどんなものだったのかなどと共に、今の日本の企業が失ってしまった世界をリードする当時の日本の勢いや空気などを感じていただければと思います。

田口さんと私は、MSXマガジン以来34年のお付き合いになります。
今は、田口さんと新たなブランドを立ち上げるプロジェクトを動かそうとしています。
何ができるのか、皆さんにあらためてお知らせできることができれば幸いです。

MSX(Wikipedia)

  • *収録を終えて SatoRichman

番組視聴はこちらから

次回予告

Clip #290 泡から泡の日々 前編

公開予定日:2017年 4月14日

GUEST PROFILE

田口 旬一(たぐち しゅんいち)

ビジュアルテクノロジー株式会社
イノベーション・マーケティング統括部 所属

アスキーより1983年から発行された、月刊のMSX専門コンピューター雑誌であるMSXマガジンの初代編集長。
その後、書籍の編集、アニメ、ゲーム、映像制作等、デジタル・コンテンツの制作などの業務を歴任。
現在は、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)のメーカー、ビジュアルテクノロジー株式会社で新規事業の企画&マーケティングを担当。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

バックナンバー

過去のバックナンバー一覧
AppleCLIP バックナンバー