Clip #355 2018年重大ニュース 後編

2018年12月28日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

AppleCLIPもいよいよ今年最後の公開となりました。

今週も先週に引き続いて、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の脚本や人気漫画『スティーブズ』の原作を書かれている「うめ」の小沢高広(おざわたかひろ)さんとAppleのイベントを何度もレポートしてくださっている『flick!』編集長の村上琢太(むらかみたくた)さん、そして数多くの著書や翻訳を手掛けている「未来が読める男」服部桂(はっとりかつら)さんをお迎えし、【2018年重大ニュース】と題してお話を伺ってまいります。

今年のAppleはいわば豊作の年で、とにかく驚くほど多くのデバイスがリニューアルされました。
番組ではあまりデバイスのお話ができませんでしたので、発表された主だった内容や番組のリンクを箇条書きにしますね。

また、服部桂さんが1991年に出版されたVRの本が、2019年にリニューアルされて再販されるそうです。
中古本ならAmazonでも入手可能です。

3月 シカゴでiPadと教育のスペシャルイベント

3月のSpecial Eventの会場となったのは、生徒数4,000人が収容可能な巨大な学校、Lane Tech College Prep High Schoolでした。目玉は教育向けを主眼にした、廉価なiPad。ARアプリーションなどが生み出す豊かで新しいメディアや環境を見せてくれました。

コスパの優れた9.7インチのiPadを発表

このiPadは多くのARアプリケーションが使えます。生活や勉強の支えになるコンテンツがこれからどんどん増えてくることでしょう。

6月 WWDC18

今回のWWDC18については、一部のニュースメディアやブログなどで「新製品は、Apple Watchのベルトしか発表されなかった」などとやゆされていたのですが、実はAppleの基本姿勢を貫くプライバシーに関する方針やユーザーオリエンテッドな考えなどが発表された後、驚くほどたくさんのソフトウェアや技術的な発表が長時間にわたり繰り広げられました。

iOS 12の登場

発表されたiOS 12では、iPhone 6sのアプリ起動が40%高速化できるなど、古い機種でも速度が飛躍的に向上しました。
アニ文字などもユニークに進化した「Memoji(ミー文字)」を発表し、ベロ出し対応「タンディテクション」機能でより表情豊かになりました。

macOS Mojave(モハベ)が登場

待望のダークモードが追加されました。
特にこのダークモードは、写真の処理やプログラムなどの際に集中力を高めるというので、多くのクリエイターから絶賛されました。

ARKit 2.0

レゴ遊びのデモでは、実物のレゴの横にARレゴを建築したり、ARで消防車などの乗り物が動き回ったりしていました。
こうなるとバーチャルと現実の境目がだんだんあやふやに感じられますよね。
また、AR寸法測定アプリ「Measure」を発表。引っ越しの時や家具の買い物などで大活躍しそうなAR定規はなかなか優れたアプリでした。

新watchOSで大刷新

Apple Watch間で話せるトランシーバー機能「ウォーキートーキー」発表。

Apple スペシャルイベント 9月

2度目となる、スティーブ・ジョブズ・シアターを使ったスペシャルイベントですが、ノーマン・フォスターの設計したシアターのお話や、発表されたiPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxについてじっくりお聞きすることができました。

新しいiPhone

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの発表。

Apple Watch Series 4を発表

Apple Watch Series 4ではこれまでのベゼルデザインを初めてリニューアルし、より画面が大きく薄くなりました。

Apple Special Event 2018年10月

Macの総出荷台数

何と1億台に達したと発表!

新しいMacBook Air

13.3インチのRetinaディスプレイ、400万ピクセルのMacBook Airが発表されました。
新MacBook AirにはTouch IDが搭載されました。
配色はゴールド(実際にはピンクゴールド)のボディとスペースグレイとシルバーの3色。
16GBのメモリー、1.5TBまで対応SSD、描画は60%も高速になり、連続13時間もムービー再生ができるそうです。
ボディは17%容積が小さく15.6ミリと10%薄く、2.75ポンドです。1/4ポンド軽く、100%リサイクルアルミニウムでできています。

新しいMac mini

4年ぶりのMac mini新モデルでした。
ティムさんのプレゼンが面白かったです。

新iPad Pro発表

Liquid Retinaディスプレイ、11インチ、12.9インチの新iPad Proは、iPhone 4に少し似ているかもしれません。
厚さは、2017年のものより1ミリ薄くて5.9ミリ。
新iPad ProはホームボタンなしでFace ID対応です。
CPUはiPhoneと同じA12 Bionicを搭載したことで、コストパフォーマンス抜群です。
CPUの性能は90%向上し、何とトランジスタ100億個分だとか。
イメージは、macOSに似てきたような気がします。
前回発売のiPadの2倍速、初代のiPadの1,000倍速の描画速度だそうです。
また、新しいApple Pencilが人気でしたね。

番組の中で小沢高広さんが紹介されたのが、日本最南端の島にiPhoneを持っていって神様と交信するという南国トムソーヤ。Amazonの有料コミック部門で3週続けて1位2位3位を独占したそうです。

ところで、大塚商会最大のイベント「実践ソリューションフェア2019」のお申し込み受付がスタートしています。

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特にセミナーは人気が高くすぐに満席になりますので、お早めにお申し込みいただければと思います。

  • *収録を終えて SatoRichman

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番組視聴はこちらから

次回予告

Clip #356 厄落とし迎春放談りんご会議

公開予定日:2019年 1月 4日

GUEST PROFILE

小沢 高広(おざわ たかひろ)

漫画ユニット「うめ」で企画・シナリオ・演出を担当。

2001年『ちゃぶだい』で第39回ちばてつや賞 一般部門 ちばてつや大賞を受賞。
同年『ちゃぶだいケンタ』を連載。代表作『大東京トイボックス』は、マンガ大賞2012第2位、文化庁メディア芸術賞2013審査員推薦作、2014年テレビドラマ化もされた。ほか、沖縄の離島で都会出身の子がiPhone片手にサバイバルする『南国トムソーヤ』、スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアックを中心に、1970年代シリコンバレーの群雄割拠を描く『スティーブズ』、南極観測隊のドキュメンタリー漫画『きょくまん』など。
2010年には『青空ファインダーロック』を日本人漫画家としては初めてAmazon Kindleストアにてセルフパブリッシング。2012年にはクラウドファンディングサイト上でWeb漫画『スティーブズ』の執筆資金を集める企画が、当時としては史上最速で目標金額を達成するなど、マンガとWeb上のサービスやプラットフォームとを組み合わせた試みで話題を集める。
現在は、手土産と文学をつまみにお酒を飲む食べ物マンガ『おもたせしました。』、育児エッセイマンガ『ニブンノイクジ』などを連載中。
『マジンガーZ インターバルピース』、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の脚本を担当。

村上 琢太(むらかみ たくた)

『flick!』編集長/枻出版社 Webマスター

枻出版社の『RIDERS CLUB』というバイク雑誌の編集者として入社。以来約20年間、趣味の雑誌の編集に携わり、数誌の編集長を歴任し、現在はiPhone、iPadやApple Watchなどの記事が満載のデジモノ雑誌『flick!』の編集長と枻出版社のWebマスターを兼任。

服部 桂(はっとり かつら)

著作家・翻訳家

1951年生まれ。1978年に早稲田大学理工学部で修士課程を修了。同年、朝日新聞社に入社。1984年から米AT&Tとのジョイントベンチャーに出向。1987年から1989年までは、MITメディアラボ研究員として米メディアの調査に当たる。1989年科学部記者、1991年『ASAHIパソコン』、1995年『DOORS』編集委員、1998年『ぱそ』編集長を務め、その後は科学医療部記者やデジタルメディア本部のプロデューサーを経て、2010年より朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員に。著書『人工現実感の世界』『人工生命の世界』『メディアの予言者―マクルーハン再発見』『「テクニウム」を超えて――ケヴィン・ケリーの語るカウンターカルチャーから人工知能の未来まで』など。訳書『チューリング 情報時代のパイオニア』『ヴィクトリア朝時代のインターネット』『謎のチェス指し人形「ターク」』など。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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