作家、ジャーナリスト
1963年、東京生まれ。1985年 早稲田大学第一文学部演劇専攻卒業後、新潮社入社。月刊「03」「SINRA」「芸術新潮」の編集に携わる。1998年、スタンフォード大学他でジャーナリズムを学ぶ。現在、アメリカ人の夫とロサンゼルス郊外に暮らす。著書に「二世兵士 激戦の記録─日系アメリカ人の第二次大戦」（新潮新書）、翻訳書に「ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ」（集英社インターナショナル）などがある。
Clip #502 ジョブズが愛した日本 後編
2022年11月4日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。
番組サマリー
今週のAppleCLIPも『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞された作家 柳田由紀子（やなぎだ・ゆきこ）さんをお迎えして、【ジョブズが愛した日本】と題してお話を伺ってまいります。
柳田由紀子さんは、9年に渡ってスティーブ・ジョブズが教えを請うた禅僧といわれる乙川弘文氏を取材されていらっしゃいます。現在住んでいらっしゃるロサンゼルスのロングビーチを起点にアリゾナやミズリー州のセントルイスなど各地を車で取材に行かれ数千kmを取材のために走られたそうです。
そんな柳田由紀子さんに、今回は乙川弘文氏やスティーブ・ジョブズの足跡をたどり、世界や日本各地を回られたお話や、日本文化へ憧れて新版画や焼き物などをコレクションしたというスティーブ・ジョブズの話をじっくりとお聞かせいただきました。
AppleIを創ったとき、スティーブ・ジョブズが悟りを開いたと裸足で乙川弘文邸を訪れた話や、乙川弘文氏がNEXTの経営に苦戦したスティーブ・ジョブズと共にジャックリング邸に住んで支えた話など、スティーブ・ジョブズにとって必要不可欠な乙川弘文氏が見え隠れしてくると思います。
僧侶なのに生涯に３人の女性と暮らして５人の子供を持ち、アルコールに溺れ、最後は不慮の事故で亡くなった乙川弘文氏とスティーブ・ジョブズの繋がりが、どうAppleの再興をもたらすのかなど、スティーブ・ジョブズのバックボーンを読み解くヒントになるのではないかと思います。
柳田由紀子さんには、2021年8月6日と同月13日公開分のAppleCLIPにカリフォルニアのロングビーチからZoomでご出演いただきました。
詳しくは番組で。
- ＊収録を終えて SatoRichman
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次回予告
Clip #503 ジェロントロジーで、なぜ愉快 前編
公開予定日：2022年11月11日
GUEST PROFILE
柳田 由紀子（やなぎだ ゆきこ）
- ＊本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。
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