中国のIT事情にびっくり

2017年10月13日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

中国でイベントを開催するために、事前の打ち合わせで上海と蘇州に出掛けてきました。初めて訪れる中国。しかもたった一泊なんですが…。

ただ、この一泊の出張でびっくりしたことがあります。何に驚いたかというと、ITの普及にです。

僕の出掛けたレストランでは、現金で支払いをしようとすると逆に嫌がられるんですよ。店内を見渡すと、皆さん、テーブルに座ったままスマホで支払いをしているんですよね。中国では、飲食店のほかに、スーパーでの買い物、公共料金、ネットショッピングなどはスマホによる支払いが広く活用されているそうです。

このようにスマホで簡単に支払いができるモバイル決済ですが、日本銀行のレポートによると、日本での利用率が6.0%なのに対し中国は98.3%だそうです。驚くべき格差ですよね。

しかし、なぜこんなことになったんでしょう。

中国で広く浸透しているSNS「WeChat(ウィーチャット)」が政府の管理下にあるということもあり、その安心感や政策上のけん引もあってスマホが浸透したというのも重要な要素でしょう。

中国で利用されているモバイル決済は「Alipay(アリペイ)」と「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」が二大勢力で、どちらもQRコードを読み込むだけで簡単に支払いができるシステムです。購入者はアプリをダウンロードするだけ、お店側もQRコードを用意するだけで簡単だから一挙に浸透したのではないかといわれています。それにお金の動きがガラス張りになるので、店員による横領が防げるということも普及に一役買ったのではないでしょうか。

日本の場合は、利用者はカードを読み取って登録することに手間がかかり、販売側は機材に投資しなければならず、使い方なども教育する必要があるため、導入に手間やコストがかかることが問題なのでしょうね。一方、アメリカではカード決済が普及しているのでどこの店頭でもカード払いです。お店にはカード決済の端末が普及していることから、逆にモバイル決済の普及が遅れているのかもしれません。お国の事情はさまざまですが、サービスの導入しやすさって重要ですよね。

スマホ決済"日本6%中国98%"格差の理由(PRESIDENT Online)

アプリで支払い!中国での支払いはWechatウォレット(微信支付)が超絶便利(Guanxi Times)

また、無人コンビニも普及し始めていて、ITでほぼ盗難ゼロを実現できているそうです。このコンビニ「BingoBox(ビンゴボックス)」は、24時間無人営業。利用客のスマホでQRコードを読み込み、開錠して入店。万引きをすると店内に閉じ込められる仕様です。

お隣の国、中国では、こんなふうにITの利用がどんどん浸透していて本当に驚かされました。次回もまた中国に出掛けますので、向こうのIT事情についてレポートしますね。

【無人コンビニ時代の到来】中国無人コンビニでほぼ盗難ゼロのその秘密、「盗難したら損」の状況を見事に構築(GloTech Trends)

【天才か】中国の “無人コンビニ” が未来いってた / 万引きすると閉じ込められるシステム! 入店から支払いまで全部スマホで行う『BingoBox』(ロケットニュース24)

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