コエステーションの包括戦略?

2018年5月25日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

東芝デジタルソリューションズさんが、音声を学ばせて本人に代わって発声させるAIアプリ、「コエステーション」を発表して話題になっています。

このアプリは、文字データを本人の声で自然に読み上げることができ、YouTuber(ユーチューバー)が自分の代わりにバーチャルキャラクターやアバターにしゃべらせるなどといった応用もできるそうです。また、その声を自分の好きなように調整し、若返らせたり、低音を響かせたり、タレントや声優さんの声などでしゃべらせることもできるのです。

これまでの音声読み上げアプリにはなかった、自分の声を学ばせて本人に近い声でテキストを読み上げさせるという発想。これはなかなか優れていますよね。例えばカーナビの企業が協力すれば、ガイド音声を声優さんの声やガールフレンドの声に変更したりできますよね。

しかし、これだけのアプリが無料なのは不思議ですよね。そこで、なぜ無料なのかと番組中で弓月さんとお話ししてみました。

ここからは想像の範囲です。
東芝さんにとってみると、ユーザーさんがアプリを育てるために、最大で200種類もの文章を無料で読み上げてくれるわけです。このアプリがヒットするほど、大きなデータ資産になりますよね。その音声を解析したり、平均化したりしながら、日本語や口語のイントネーションを自動学習で学ばせて、音声認識アプリや翻訳アプリの開発などに活用していくんじゃないですかね。

調べてみると、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」の音声合成技術を活用し、「声」を収集・蓄積・提供するプラットフォーム「コエステーション」の構想を、既に2017年7月の段階で発表していたそうです。

しかも、このコエステーションの音声合成ソリューションは、B2Bで各種メーカーやベンダーが各自のサービスに応用しやすいように、その開発ツールなどを提供していて、まさに包括戦略。さすが40年に及ぶ音声合成の研究をしてきた東芝さん。これからの進展が楽しみですね。

先日も、音声対応スピーカーの普及に伴って、声だけの番組がまたはやっているなんて話をしましたが、案外音声ってまだまだ未開発分野で、大きな市場が眠っているのかもしれませんね。

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