オンラインライブコンサートで分かったこと!

2020年8月28日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今回のiBNもZOOMを使って収録しています。

コロナ禍でライブハウスやミュージシャンの方も活動するのが大変だそうです。
演劇などの世界でも、今までとは全く違った状況でご苦労されていると伺っています。
ショービジネスの皆さんは本当に大変かとは思いますが、前を向いて一歩でも前進できると良いと思います。

ライブハウスなどの運営では、ライブを会場で実施することが難しくオンラインでのライブ配信などにチャレンジされています。このような中で、最近は高速インターネットサービスなどをベースにしたITサービスが案外たくさんあるので驚かされます。

特にスマホ向けのライブ配信ツールがたくさんあるようです。

そんなライブ配信ツールを使って、サザンオールスターズが無観客ライブを開催したそうです。

このサザンオールスターズがデビュー記念日に開催した無観客配信ライブは、18万人がアクセスされて、売り上げもすごかったそうです。しかもその配信方法が、配信サービスから実運用まで実現できたということで、とてもすごいなと感じました。

ライブ配信だと事前の集客やチケット販売などを一つのサービスで実施すると思いますが、当然観客が多ければサーバーダウンなどのリスクが高くなるわけです。サザンオールスターズの無観客ライブは次の8件のライブ配信サービスを同時に使って配信を実現していました。ABEMA、GYAO! 、新体感ライブCONNECT、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、LINE LIVE、ZAIKO、サザンオールスターズ応援団など、複数の仕組みを使うことで負荷分散をしてライブを実現させるってすごくご苦労されたと思います。

お客様全員に対して同じクオリティのライブをお届けされているんですね。お客様目線の考え方で、大いに学ぶべき点があると痛感しました。もし、「とにかく配信できればいい」という程度の考えでは、これほどのレベルで配信することはできなかったのではないかと思います。

有名アーティストだからこその配慮とはいえ、これでファンの方々は今後も安心してライブに参加できるのではないでしょうか。ライブ配信ビジネスが、コロナ禍で厳しい音楽業界にも良い刺激になっているのではないかと思います。

今後も、多くのミュージシャンが有料ライブ配信を展開することになるんでしょうね。
ライブ配信ですと、遠隔地にお住まいの方や、都会に住んでいてもなかなかライブに参加できない方、ご家族での視聴も簡単ですよね。今後は家庭から観客一人一人がライブに双方向で参加するなど、新しいチャレンジが始まる予感がします。オンラインでもアーティストと観客がインターネットを通じて一つになれる。そんなライブが配信されることを期待して待っています。

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