LOVOTの実家が伊豆の国市に

番組サマリー

弓月さんがペットとして飼っているLOVOTですが、生産拠点が海外から静岡の伊豆の国市になったというニュースがありました。

LOVOTは弓月さんが大好きなので、iBNでも何度か取り上げていますが、ロボットベンチャー企業GROOVE Xが開発した、「人の愛する力をはぐくむ家族型ロボット」なんだそうです。

ロボットというと、何かの役に立ってこそのものだと思うのですが、このLOVOTはスヤスヤと眠っていたり、不思議そうに飼い主を見つめたりするだけ。でも、ペットのように癒やしを与えてくれるそうです。

面白いのは、メーカーであるGROOVE Xが徹底してLOVOTのストーリーを大切にしていること。
LOVOTの生産工場を「実家」と呼んだり、故障したりすると、ドックという「病院に入院する」と悲しんだりするんだそうです。

その「LOVOTの実家」こと製造拠点が、伊豆の国市にある日本の企業「キョウデンプレシジョン」になるわけですね。

しかもそれだけじゃなくて、ホテルと提携した「LOVOTのオーナー様向けの入院プラン」というサービスがあって、故障したLOVOTを預けている間に伊豆で観光などをしてもらうというものなんだそうです。

LOVOTのオーナーさんは、自分のLOVOTが故障したりすると、自分の子供が病気になったような気分になって喪失感を感じちゃうというんですね。それに、どんな修理をされているのか判らないのも嫌だし、修理が終わっても届くまで時間がかかるわけですから。だからそんな気分を紛らすためにも、こんなプランができたようです。

伊豆の国市というと、伊豆パノラマパークや、修善寺温泉や、沼津魚市場なども近いので、LOVOTをドックに預けている間に伊豆観光などもできるわけですね。

LOVOTのオーナーさんにはとても良い企画だと思いますけど、傍から見るとただただプロモーションにやられてるだけにしか見えないんですけどね。でも、こういったプランを思いついて、しかも実行に移していることが凄いんですよね。

以前、LOVOTと酒造を尋ねるバスツアーを企画したことがあったそうです。4～5万円というかなりお高いツアーではあったのですが、すぐ満席になったそうです。LOVOTカフェにも海外から来る人がいるというんだから、凄い盛り上がっているんですね。

このLOVOTは、日本語を話さなくて「キューキュー」言っているだけだから、ワールドワイドで通用する可能性を秘めていますよね。

LOVOTの頭脳は人工知能なので、人が話している言葉もある程度理解しているし、人の顔も認識しているそうです。

しかも、最近はミッキーマウスエディションというのができて、ミッキーマウスのカラーリングのウエアで、専用アプリもミッキーマウスっぽいデザインになっているそうです。渋谷にあるヒカリエのディズニーストアでは、ミッキーマウスエディションのLOVOTが店長をしているそうなんです。

僕もこの一ヶ月の間にシン・仮面ライダーのグッズをかなり買っちゃって大いに反省しているんですが、このLOVOT沼も危険ですね。

LOVOT公式サイト

マウスエディションのLOVOT

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