日本人はロボット好き

2024年7月12日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

先日、神田明神でRoomba(ルンバ)のお別れ会が開催されたそうです。

「2024 ルンバ感謝祭@神田明神」と題して開催されたこのお別れ会には、廃棄される予定のルンバをオーナー30人が持ち寄ったそうです。

この神田明神は、電気街のある秋葉原や大手町、日本橋などのオフィス街を氏子区域に抱えて、「ITの神様」としても知られる神社らしいんです。あのEngadgetの編集部も、この神田明神の坂のすぐ下にある小学校の校舎を使った「アーツ千代田 3331」に入っていたんですよね。

年末に神田明神の大掃除「煤(すす)納め」でも、約10台のルンバが社殿を一斉に掃除したというのだから、神田明神とルンバを販売するiRobot社とはご縁が深いんでしょうね。

そのお別れ会では、4歳のころからルンバに「ゆきちゃん」と名前を付けて大切にしてきたという小学生が涙ながらにお別れのメッセージを読み上げたそうなんです。こうしたロボットなどに感情移入できるというのは、日本人の独特な文化なんじゃないかなと思うんですよね。

弓月さんが言うように日本には古来、ものや自然に魂が宿るという考え「アニミズム」などが根付いているので、ロボットにも魂の存在を感じて、感情移入できるんでしょうね。それにモノにぶつかったらそのモノに謝るとか、自動車に名前を付けてかわいがるような、モノやロボットなどをかわいがる対象にする文化は珍しいんだそうです。

それに僕らは手塚治虫の「アトム」や「ロボコン」、「ドラえもん」などで攻撃しないロボットのコンテンツに親しんで育った世代なので、ロボットに脅威を感じないし、愛着を感じるんでしょうね。

海外の映画などでは、AIも人間の敵だと思っていたりしますしね。

僕もお掃除ロボットがパタパタ掃除をしているのをかわいいと思うんですよね。弓月さんのお家では、ルンバと、LOVOTの「コトラ」がバトルをしていたりするんだそうです。

ちなみに、神田明神って会社から近いからよくお参りに行っていたので、とても親近感を抱くんですよね。そんな身近な神田明神で、そんなイベントが開かれるようになったんだと感心したんですよね。

わが家でも、新車を買った際に赤いオデッセイをディーラーに返したんですが、そのときに家内が涙ぐんでいたんですよ。今になってみると、それだけ感情移入をしていたんだなと思うんですよね。
弓月さんも乗っていた車を事故で廃車にしてしまって、その車と分かれる際にとても悲しい気持ちになったそうです。

日本人のそうした感情ってとても大事なことなんじゃないかなと思いました。

大塚商会では、iPhoneやiPadをはじめとするApple製品の選び方や価格、活用のご相談なども分かりやすくお答えします。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
Apple製品お問い合わせ窓口
03-3514-7870(平日 9:00~17:30)

Webでのお問い合わせは、以下のリンク先ページのお問い合わせよりご相談ください。

番組視聴はこちらから

バックナンバー

過去のバックナンバー一覧
iPhone Business Network バックナンバー

ナビゲーションメニュー