進化するファミレス

番組サマリー

コロナ禍の影響もあってか、ファミリーレストランや居酒屋などでお客さんのスマートフォンからオーダーするシステムが増えましたよね。

これまでも専用のタブレット端末などがテーブルに置いてあってオーダーできるファミリーレストランなどは多かったと思うんです。でも最近は、お客さんが自分のスマートフォンでテーブル上のQRコードを読んでオーダーをするタイプが増えていますよね。
カフェや小さな居酒屋などでも見かけるようになったこういうオーダーシステムは「モバイルオーダー」っていうのかな？

最近テレビで見て驚いたんですが、サイゼリアのシステムがすごいらしいですよね。
しかも、このシステムを外注ではなく、「社内で開発した」と言うんだからその点もとても気になりました。

そのサイゼリアのアプリなんですが、自分のスマートフォンでQRコードを読んでテーブルからオーダーをするタイプ。デザインなどは割とシンプルというか質素で、1日で作ったようにも見えるくらいなんですよね。
でも本当に現場にいる人たちが、「自分たちもお客さんも見やすくて使いやすい」ということを考えて作ったんだなぁと思うんですよね。

ある時、弓月さんが参加したイベント会場に控室などがなくて、4Fにあったカフェをバックヤードとして使わせてもらったそうなんです。
その際に地下のイベント会場から4Fのカフェにモバイルオーダーをして、お客さんがエレベーターで着く頃にはコーヒーなどの準備できていたと言うんですよね。
店に到着する前に飲み物やお料理をモバイルオーダーしておくなんて時代が来るかもしれませんよね。

僕が初めてモバイルオーダーを使ったのは、なんと20年以上も前の宮崎県のある小さな駅の居酒屋さんだったんですよ。
オーダーする内容は、カテゴリーごとにタグ分けされているシンプルなものだったんですが、そのアイデアや開発力にとても感動したんですよ。しかも東京や大阪といった大都市のお店じゃなくて、田舎の小さな居酒屋ですから。
今のように割り勘などはできなかったと思うけど、オーダーから会計までできるんですから驚きですよ。

「ガスト」「しゃぶ葉」「バーミヤン」など、すかいらーくホールディングスで働いているネコ型の配膳ロボットも面白いですよね。
ITによると、この配膳ロボット「BellaBot」（通称：ベラちゃん）は、なんと時給160円らしいです。この人件費が高騰する時代にすごいですよね。

「ご注文ありがとうニャン。お食事楽しんでください」とかわいく言ってくれるこの「ベラちゃん」。実は自走掃除機などを販売している中国の大手ロボットメーカー「Pudu Robotics」（プードゥ・ロボティクス）が開発した中華製なんだそうですね。

ロボットが配膳するというのも、ロボットに好意的な日本の文化だから受け入れやすいというのもあるんでしょうね。

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