株式会社ネットマン 代表取締役社長 永谷 研一

2016年9月16日公開分のTeacher's CLIPの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

授業を面白くする「C-Learning」

「C-Learning」は、2001年からリリースしているLMS(Learning Management System)です。一番初めは、私が”授業をもっと面白くできないだろうか”という思いから作ったものです。例えば、大学の授業は大講堂で行われ、先生の話は聞きっぱなしです。そこに、先生と生徒の間にコミュニケーションはありません。

「C-Learning」の「C」は、コミュニケーションの「C」なんです。

授業の中で、先生の質問に対してアンケートに答えたり、小テストに答えます。また、教材を共有したり、レポートを提出するなどで、最初に大学に広まりました。現在では、大学だけではなく小学校や中学校、高校まで、さまざまな授業で使われています。「C-Learning」は、先生と生徒がコミュニケーションを取りながら、双方向で授業をするために威力を発揮するのです。また生徒同士の学びあいや反転授業においても、効果的な授業を展開できます。

「C-Learning」を使った武雄市の小学校での活用事例

「授業にICTを取り入れるとしても、どのタイミングでどのように使ったらいいんだろう?」
そんな方にぜひ見ていただきたいのが、実際に授業でタブレットを使った様子を撮影した動画です。45分の授業の中で、どの時間にITを使用しているかが、分かるように数分に動画を編集しています。

わくわくシーラーニング|C-Learning 小中学校版

教室にはさまざまな生徒がいます。「早くできる生徒」もいますし「時間がかかる生徒」もいます。授業では通常、「時間がかかる生徒」に合わせることが多いと思いますが、ITを活用することで、早くできた生徒も、ほかの生徒がアップしたものを見てコメントをしあうことで学びの時間が充実します。ITの使用により、理解度チェックや集計等のスピードが上がることも利点ではありますが、このような共同学習での学びあいこそがIT活用のキモではないでしょうか。

社会全体の学びあいを深める、これからのICT教育

教育でITを使う以外に、先生同士や学校を超えたコラボレーションをすることはとても重要です。ICTはこれからの授業方法ですので、どうしても一人の先生だけでは解決できない問題がたくさんあります。ICTの利活用をしている学校ほど、先生同士のつながりや学習会が、学校を超えて活発化するということを聞きます。授業を充実させると同時に、教員全体のコラボレーティブな状況を、町全体、学校全体から学校を超えて創っていくことが本当の価値だと思っています。ICT教育は、子供たちとの学びを深めると同時に、社会全体の学びあいを深めることも、一つの大きな目的になっているのではないでしょうか。

「自己肯定感」を上げ、「振り返る力」を高めることで、「よい習慣」が身につく一冊です。
1日5分「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート

番組視聴はこちらから

GUEST PROFILE

永谷 研一(ながや けんいち)

株式会社ネットマン 代表取締役社長

東芝テック、日本ユニシスを経て、1999年4月株式会社ネットマンを設立。教育にITを活用するサービスを開始し、2001年より携帯電話などモバイル端末を活用。また1万人以上の行動実践データを、行動科学や認知心理学をベースに検証・分析し、目標達成のための行動習慣メソッド「PDCFAサイクル」を完成。学校や企業の人材育成に提供している。著書に『絶対に達成する技術』(KADOKAWA)、『できたことノート』(クロスメディア・パブリッシング)など。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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