聖徳学園中学・高等学校 情報システムセンター長 横濱 友一

2017年1月20日公開分のTeacher's CLIPの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

情報システムセンター長のお仕事とは?

普段、聖徳学園中学・高等学校の情報システムセンター長として、学内全体のICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の管理をしています。いつもほかの先生方と同じ時間に学校に到着し、生徒たちがiPadを持って来ているかどうかの確認から1日の仕事が始まります。充電切れや故障をしているときには、貸し出しを行ったり、修理が必要なときにはその手続きを行ったりしています。そこからお昼までは授業があり、その間に先生方のいろいろなトラブルに対応したり、生徒たちのiPadの設定を直したりしています。

独自のICT教育

クレイアニメ(粘土を使ったコマ撮り)制作風景

聖徳学園では、2015年度の中学1年生から1人1台のiPad導入が始まり、聖徳学園独自のICTの授業を行っています。1学期にはまず、iPadをどのように使ったらいいのか、どのようにしたらもっと便利に使えるのかといった生徒たちのリテラシーを育むための授業をします。今年度の2学期には、映画監督の古新舜さんをお招きし、iPadを使った映画制作の授業をしました。10回の授業の最後には映画祭を実施し、計15作品を鑑賞し、コンテスト形式で優秀作品を決めました。3学期になると、現在アップルストアで販売されているSphero(ボール型プログラミングツール)を活用し、プログラミング学習を進めています。

SNSの良い側面を生かした教育方法

教育現場では今でも、SNSというとマイナスのイメージがまだ残っていますが、聖徳学園ではSNSを使う過程での学びを大切にし、SNSとうまく付き合っていくための方法を教えています。また、教師と生徒間でのコミュニケーションをより活発化させるために、SNSを積極的に取り入れています。例えば、企業向けSNSのTalknoteを導入したことで、教師間で瞬時に生徒に関する情報を共有できるようになることや、生徒たちがSNS上で予習を行うことで、その後の授業の質が上がることも実証され、こうしたSNSの良い側面を生かした方法を積極的に教育に取り入れるようにしています。

コミュニケーションを活発化するためのITの活用

ICTはInformation and Communication Technologyの略語ですが、ITを活用している事例は数え切れないほどあるにも関わらず、肝心のコミュニケーションが欠けているものがほとんどだと思います。ただ電子黒板やタブレットを導入したことで終わりではなく、コミュニケーションが不足しているときや、何かをもっと便利にしたいときの解決方法としてICTを取り入れることが重要であると考えています。

番組視聴はこちらから

GUEST PROFILE

横濱 友一(よこはま ゆういち)

聖徳学園中学・高等学校 情報システムセンター長
1to1のiPad導入は販路選定・キッティングまで全てを自前で実施。教員のPC設定およびレクチャー、ネットワークの構築、ホームページ運用など、学内のありとあらゆるICTの導入・運用・保守を担当。校内SNSを導入し、業務の効率化・コミュニケーションの強化を図りさまざまなメディアで取り上げられる。

中高一貫校が、企業向けSNSを導入した理由(IT Search+)

iPadは文房具、主体性を重んじた聖徳学園のICT活用と効果(リセマム)

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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