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半導体関連部品メーカーが環境事業に進出。3次元CADを駆使することで太陽光発電パネルの敷設コストを大幅に削減

株式会社アドバンテック 導入事例

2014年8月取材

株式会社アドバンテックは、太陽光発電所の建設・運営にあたり、土木設計用3次元CADを導入。取り込んだ地形データを解析することにより、太陽光パネル敷設のための測量コストを大幅に削減。業務の効率化とスピードアップが図られた。

業種 製造業 従業員数 101~1,000名
キーワード [Autodesk Infrastructure Design Suite][土木建設用][太陽光発電][測量コスト][3次元CAD]

導入前の課題

  • 候補地の測量コストを削減したい
  • 地形データ解析作業を効率化したい
  • 太陽光パネル敷設計画を省力化したい

解決策

○製造業でありながら土木建設系三次元CADを活用し、測量コスト削減を実現する

システム導入:

導入による効果

  • 測量コストをかけずに、候補地の詳細な地形を解析できるようになった
  • 候補地視察に要する出張コストが削減された
  • 太陽光パネルの適切な敷設ポイントが自動計算されるようになった
  • 造成計画の大幅なスピードアップが実現した

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株式会社アドバンテック
株式会社アドバンテック 概要
業種
製造業
事業内容
真空配管部品および真空排気管製造、半導体向けガス配管および真空配管製造、各種機械加工、半導体製造装置向け部品製造、半導体製造装置関連部品輸入販売、半導体向け化成品の製造販売、テスト用ウエハー販売、太陽電池関連事業
従業員数
143名(2014年4月現在)
ホームページ
http://www.advantec-japan.co.jp/jp/

世界に高品質の半導体関連部品を供給する一方で、太陽光発電を中核とした幅広い環境関連事業も推進

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背景
高度な技術力を基盤として環境関連事業を力強く推進

愛媛と東京に本社を構える株式会社アドバンテックは、半導体製造装置メーカーなどに提供する真空配管などの製造を手がける急成長企業だ。国内拠点は長崎や長野など9カ所、海外はアジア各地、アメリカ、フランスなど8カ所あり、世界を舞台に成長をみせている。
アジア諸国が半導体製造業界のシェアを奪うようになったのをきっかけに開拓した新事業は、シリコン廃棄物を再利用する事業だ。住宅用・産業用の太陽光発電システムの設計・建設・設置を事業化。環境事業は、今では同社の大きな事業の柱に成長している。半導体分野で培われた確かな技術力と、市場ニーズを見越した洞察力は、同社の枠に収まらない多様な事業展開の糧となっている。

経緯
土木建設系3次元CADの機能が、太陽光パネル設置を大幅に効率化

同社が建設した太陽光発電所は、25カ所。そのほとんどは遊休地で、大半は複雑な起伏を持つ耕作放棄地や山林だ。可能な限り地形をそのままに、外から土やコンクリートを持ち込まず、中からも出さないことを基本として造成計画を立てるため、広大な地形の測量に大変な費用がかかっていた。
この課題の解決に向け検討したのは、土木設計用3次元CADの活用だった。ある欧州のエンジニアリング企業が、土木設計ソフトウェア『AutoCAD Civil 3D』を使っていたことがきっかけだった。大塚商会を通して、土木エンジニアリングツール『Autodesk Infrastructure Design Suite』を導入。このパッケージには、地形モデルの作成とビジュアライゼーションが可能な『Autodesk InfraWorks』など多彩なソフトが含まれており、発売元による動作保証があることも判断の決め手となった。

ポイント
造成候補地の測量をはじめとする事業全体のコストを、大幅に削減

事業にもたらされた何よりも大きな革新は、国土地理院が提供している3次元地形データを『AutoCAD Civil 3D』へ取り込み解析することで、土地の立体的な形状が詳細にわかるようになったことだ。これにより、測量コストは1/3に激減。また、視察も2、3回で済むようになり、出張費用・労力・時間も大幅削減した。さらに、そのデータを『Autodesk InfraWorks』で分析すれば、太陽の動きに伴う太陽光パネル上の影が時間を追って表示される。このビジュアルは関係者にプレゼンテーションする際に、説得力ある資料にもなっている。これらの正確なデータは、建設後の保守やメンテナンスにも活用され、『Autodesk Infrastructure Design Suite』が、同社の太陽光発電事業を根底から支えていることがうかがわれる。

スタッフ全員が3次元CADを扱うのは初めてだったが、大塚商会のサポートで比較的短期間のうちに基本的な操作に習熟した

導入効果と今後の展開
太陽光発電事業の拡張に向けて、システムの運用レベルを引き上げる

今後は50万~100万平米規模のパネルの設置も検討しており、その実現には『Autodesk Infrastructure Design Suite』のさらなる活用がポイントになる。また、操作方法をビデオマニュアルにして社内イントラネットにアップし、新任スタッフや操作に詳しいスタッフが不在でも困らないよう、いつでも閲覧できるようにしている。
建設業でも土木業でもない同社の3次元CADの活用法は少し特殊かもしれないが、今後も親身な力添えをと、同社は大塚商会へ期待を寄せる。

お客様の声をご紹介

ソーラー事業部 主任 杉谷 徹氏

「大がかりな測量をしなければ分からなかった土地の勾配が、現地に行くことなく事前に解析できるようになり、造成計画の大幅なスピードアップにつながりました」

ソーラー事業部 金並 義裕氏

「『Autodesk Infrastructure Design Suite』の機能は多岐にわたり、使えば使うほど奥深さが感じられます。さらに習熟して、操作工数を少しでも減らせるようにしたいですね」

大塚商会担当者からのコメント

「ご期待に応えるよう、さまざまなサポートを約束いたします」

株式会社アドバンテック様は独自の発想で三次元CADを有効活用されていらっしゃいます。貴社のスピーディで詳細な要求にも応えていけるよう、今後ともITを通じてしっかりサポートさせていただきます。

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2014年8月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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