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新電力とデマンド監視装置、LED照明の活用で、製造現場の電力コストを10%低減。より明るく安全な作業環境を実現

アイテック株式会社 導入事例

2017年9月取材

製造業101~1,000名電気代の削減LED照明で節電対策営業・業務プロセス効率化コスト削減・売り上げ向上

輸送機器部品の製造・販売を行う岐阜県美濃加茂市のアイテック株式会社は、大塚商会の新電力サービスとデマンド監視装置を導入。安価な電力利用と電力使用状況の“見える化”によって、工場の電力費を効率的に削減することに成功した。また、工場とオフィスにあった500本以上の蛍光灯をLED照明に切り替えることでも電力コストを10%低減させ、電灯交換の負担を軽減。さらなるコストカットや生産性向上に向け、同社は既存の生産管理システムの更新や、製造現場への監視カメラ導入なども検討している。

アイテック株式会社

導入先の概要

業種
製造業
事業内容
輸送機器部品、主に二輪・四輪車のクラッチやエンジン周りの部品を製造・販売
従業員数
47名(2017年9月現在)
ホームページ
http://www.aitech-inc.co.jp/

お客様の声をご紹介

品質保証部 部長 鈴木 博司氏

「新電力利用への切り替えもLED照明の導入も、大塚商会さんの万全のサポートによってスムーズに完了しました。さらなるコスト削減や生産効率向上に向け、今後も幅広い視野を持って製造現場のIT化に取り組んでいきたいと思います」

大塚商会担当者からのコメント

「さらなるコストカットや生産性向上につながるITソリューションをご提案します」

アイテック株式会社様はオフィスと工場が併設された建物で、デマンド監視装置による“見える化”と、LED照明と新電力サービスによる電力費のコスト削減を実現されました。今後は、さらなるコストカットや生産性向上につながるITソリューションをご提案します。

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導入事例詳細

高度な独自技術で輸送機器部品メーカーをサポート

岐阜県美濃加茂市に本社と工場を構えるアイテック株式会社(以下、アイテック)は、二輪・四輪車のクラッチやエンジン周りの部品を中心とする、多様な輸送機器部品の製造・販売を行っている。
「1952年に創業した当初はバネの製造を専門としていましたが、そこで培われた熱処理技術を生かして、クラッチなどの部品を製造するようになりました」と話すのは、品質保証部 部長の鈴木 博司氏。

熱処理機やパワープレスをはじめとする充実した製造設備に加え、多様な検査設備を駆使して万全の製品を供給している

かつて熱処理部門やプレス・機械加工部門など、製造部門ごとに分散していた生産拠点を統合する形で現在地に新工場を開設したのは2004年。愛知県豊田市と三重県四日市市を結ぶ東海環状自動車の美濃加茂インターチェンジに近く、多くの自動車部品メーカーと取引のある同社にとって利便性の高い立地である。
「小さくともキラリと光るモノづくり」をコンセプトとする同社は、特に低歪み熱処理技術に定評があり、二輪クラッチ生産量世界トップクラスの国内専門メーカーにも多数の部品を納入している。熱処理やプレスからアッセンブルまでの一貫生産で、自動車部品メーカーの製造コスト削減やリードタイム短縮のニーズを満たすと共に、複数台のパワープレスをはじめとする充実した機械設備を整えて試作品から量産品まで幅広い製造ニーズに対応しているのが特長だ。
2012年にはアイテックが100%出資した合弁会社による製造工場を中国の湖南省に開設したが、日本国内向けの部品は基本的に美濃加茂市の工場で製造している。

海外現地生産の増加に伴い、国内での自動車部品製造は減少しているが、部品の強度を維持しながらの小型化などに独自の技術を持つ同社には、さまざまな開発案件の依頼が寄せられているという。
「当社には、製造工程を大幅に減らせる金型や、不要な突起を生じさせないバリレス加工ができる金型などを開発するノウハウもあります。今後は、部品製造だけではなく、そうした金型をメーカーに提供する事業にも力を入れていく方針です」と、鈴木氏は高度な技術力に裏打ちされた同社の強みを明かす。
試作品の開発などは短期納入の依頼も多く、勤務ローテーションなどの工夫で対応している。こうした働きやすい職場づくりに努めているのも同社の特色だ。
「育児中の社員が定時に帰れるよう人員配置に配慮し、短時間労働も認めていることから、管理部門だけではなく製造ラインでも多くの女性社員が活躍しています」
鈴木氏は、“働き方改革”にも前向きな企業風土をそう語る。

電力コストの抑制に向け新電力とデマンド監視装置を導入

多様な機械設備を稼働させているアイテックが毎月支出する固定費の約8%が動力費で、そのかなりの部分を占める電力費を節減することは、以前より同社によって重要な課題となっていた。
「2016年の改正電気事業法施行に伴う電力自由化に際し、新電力への切り替えを数社から提案されましたが、専門知識のない私どもには、どの会社のサービスが有利なのか的確に判断することができませんでした。そんな中、非常に分かりやすい提案書を提出してくれたのが、複合機の運用を通じて取引のあった大塚商会さんです。当社の直近1年分の使用量を基に、新電力を利用すると月額基本料金や使用電気料金単価がどれだけ低減するのかが試算され、そのメリットを具体的な金額として把握することができました」(鈴木氏)
こうして新電力の利用を開始することになった同社は、大塚商会の提案でデマンド監視装置『STING II』も設置した。この監視装置を使えばネット上で電力使用状況をリアルタイムに把握でき、使用電力が契約電力量を超えそうになると、メールで警報を通知するサービスもある。その通知に従い、例えば空調の運転を一時的に抑制したり、切っても業務に支障の生じない照明を消灯したりすれば、ピーク電力が契約電力量をオーバーすることを回避し、翌月以降の契約電力の増加を防ぐことできる。
「それまでも地域電力会社が提供するデマンド監視装置を使っていましたが、使用電力量がピークに近づくとアラームを発するだけだったので、『また鳴ったか』という感じで警報を切り、特に節電対策を施さないことが常態化していました。しかし『STING II』は現場の各担当者の携帯電話にメールを配信してくれるので、担当者の当事者意識や責任感が増し、導入後は積極的な節電対策が図られるようになりました」(鈴木氏)
月ごとの詳細な利用状況を、グラフ表示のレポートとして閲覧することも可能なため、電力の使用傾向を緻密に分析することもできるようになったという。
「工場にある数台の熱処理装置は電源投入直後の電力消費量が大きく、同時に立ち上げるとピーク電力が跳ね上がることが分かりました。そこで時間差を設けて順番に電源を入れるようにしたところ、その問題は見事に解決しました。レポートを分析することで特定の曜日・時間の電力使用量が多いことも判明したので、各現場が話し合って装置の稼働時間帯を調整する取り組みも進んでいます」
鈴木氏はそう語り、電力使用状況を“見える化”してくれる『STING II』を、「節電や電力需要の負荷平準化に実効力のある装置」と高く評価する。

LED照明への切り替えで製造ラインの作業環境を改善

工場だけではなくオフィスの蛍光灯もLED照明に更新。間接部門の作業環境も向上させた

『大塚商会新電力サービス』の導入に続いて、アイテックは全社の蛍光灯をLED照明に切り替えた。
「当社の工場とオフィスには数100本の蛍光灯があり、工場内外で約50本の水銀灯も使っていますが、それでも場所によっては光量が不足していました。消費電力を節減しながら十分な明るさの確保もできるLED照明への更新を以前から検討していたので、こちらも複数のベンダーに相談したところ、やはり大塚商会さんの提案が最も優れていると感じました。当社の工場には多数の大型機械が入り組んでいるため、私どもでさえ蛍光灯の本数を正確に把握し切れていなかったのですが、大塚商会さんは徹底的な調査で本数を明らかにしたうえで、LED照明に切り替えた場合の費用対効果を具体的な金額として明示してくれたのです」(鈴木氏)
同社の社長は当初、まずは工場の一部の蛍光灯を交換し、逐次全体的に切り替えていく意向だったが、鈴木氏は「大塚商会からは初期導入費用を抑えられる5年リース契約のプランが提示されていることもあり、全て交換した方が高い節電効果を発揮する」と説得。社長の合意を得て工場のみならずオフィスの蛍光灯も一気にLED照明へ切り替えることを決めた。
こうして導入されたLED照明『直管蛍光管タイプ』は539本にも上るが、その交換作業は工場の操業が停止している2017年5月の連休中に行われたため、業務への支障は一切なかったという。

「蛍光灯の交換には手間を要するので、電球が切れてもしばらく放置しているケースがありましたが、寿命の長いLED照明ならそうした問題はおのずと改善されます。また、交換用の蛍光灯をストックしてその在庫管理をする負担もなくなりました。工場で働く社員からは、『照度が増して作業しやすくなった』という声が多数上がっています」(鈴木氏)
機械回りや検品・出荷場所の照度が増したことは、作業者の業務効率と安全性を向上させ、製品の不良をより確実に発見することにもつながっている。『大塚商会新電力サービス』とLED照明の導入によって低減した電力費は、トータルで約10%。蛍光管の交換ひん度が大きく減じたことも考慮すると、そのコスト削減効果はさらに大きなものとなる。

LED照明によって工場の検品室や出荷場の照度が増したことで、製品の不良をより確実に発見できるようになった

生産管理システム刷新をはじめ本格的なIT化を推進する

同社は蛍光灯に続いて水銀灯もLEDに交換する予定で、現在大塚商会がそのための調査と準備をしているところだ。
水銀灯の設置高は5~6mあるため、これまでは切れた電灯を交換するためにわざわざ高所作業車を手配したり、設備等の工事で同社を訪れた業者に作業を依頼したりしていたという。
「その交換には蛍光灯とは比較にならないほどの手間と費用がかかるため、切れてから長期間放置されている水銀灯も少なくありませんでした。LED照明への更新はコスト削減につながるだけではなく、来社されたお客様に明るい雰囲気を印象づけるのにも役立つと思います」(鈴木氏)
大塚商会のソリューションによって動力費削減や業務環境改善に大きな効果を実感したアイテックは、次なる改革として生産管理システムのリプレースを検討している。
既存のシステムでは営業・原価・工程・在庫等の基幹業務を総合的に管理しているが、10年近く前に導入したものなので機能面に不足が感じられ、現在の業態とマッチしない部分も目立つようになったという。同社は生産管理システムの刷新と同時に、製造現場の安全チェック等を行うためのカメラによる監視装置の導入も考えており、それぞれ的確なシステムの提案を受けるべく、現在大塚商会の担当者に相談をしているところである。
生産現場のIT化に意欲的な鈴木氏は、AI(人工知能)やロボットを活用した業務効率化にも強い関心を抱いている。
「例えばプレス加工には、機械に手を挟まれるなどの危険性が伴いますが、カメラやAIの近年の技術革新はめざましく、熟練した人の手と同様の作業をできるロボットの導入も可能だと思います。安全性を確立するのはもちろん、製造業界の慢性的な人手不足解消のためにも、可能な範囲で生産設備の近代化を図っていきたいですね。生産性の向上やコスト削減のためのさらなるヒントも含め、大塚商会さんにはIT化に関する幅広い情報提供を期待しています」と鈴木氏。
新電力の利用とデマンド監視装置の活用等で多くの効率化を実感したアイテックは、今後もコスト縮減や業務環境の整備に前向きに取り組んでいく構えだ。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • LED照明「直管蛍光管タイプ」

    一般家庭やオフィス、商業施設など、既存の取り付け環境で使用できる直管蛍光灯タイプの製品です。コスト削減効果に加え、環境にやさしいLED照明の導入をぜひご検討ください。

  • デマンド装置「STING II」

    スマートコンセントと機器のプラグをつなぐだけで、無駄な電力が発見できます。お手軽に電力の「見える化」を始めることができます。

  • 大塚商会新電力サービス

    高圧電力契約・特別高圧契約のお客様向けに電力プランをご提案します。電気の品質、安定した供給はそのままで、電力のコスト削減を実現します。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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アイテック株式会社 導入事例(PDF:1,272KB)

  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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